最近読んだ漫画

 最近読んだ漫画のレビューです。

 少し新しいものに手を出しました。

 

 

 日露戦争直後、まだアイヌ民族がその生活習慣を守ったまま存続できていた時代の北海道を舞台に、隠された黄金を巡って繰り広げられる伝奇奇譚。

 一応、史実のバックグラウンドがあるので、この先悲劇的な展開が待ち受けているだろうと容易に想像できて、アイヌの少女の可憐さが読んでいて辛い。 

 

 

 生活保護をテーマに、福祉事務所のケースワーカーを描く。タイトルはもちろん憲法25条の生存権の一節より。

 同じ生活困窮者を扱っていても「闇金ウシジマくん」 ほど登場人物が純度の高いクズではないので、それはそれで、読んでいて別の意味できつい。

 「不正受給」と一言で言っても、単純な詐欺的行為ばかりではない、ということは知っておくべきだろうな。

 

 

 

 先日完結したので、最終回だけチェックしようと久しぶりに手に取ったら、面白かったので、さかのぼって199巻も借りてしまった。

 ネットの評判で「長期連載によるマンネリと、増えすぎた女性新キャラのゴリ押しで、ここ数年は、つまらなくなっている」んだろうなあと勝手に想像していたのだが、確かに女性新キャラの話はつまらないものの、時事ネタ、マニアックな趣味やテクノロジーネタ、ビジネスネタなど、全然衰えていなかったので驚いた。

 ちなみに最終巻ではドローンも扱っている。

 まあ、女性の新キャラネタがおおむね面白くないのは同意だが、週刊誌連載で毎回そんなハイクオリティなものばかり求めるのは酷だろう。

 この漫画がなくなってしまうことによって、これらのジャンル、とくに科学技術やオタクネタを横断的に適度な客観性をもって扱える代替え的な漫画、というのはちょっと思いつかないので、いまさら連載終了が惜しくなってしまった。

 

  

 

 江戸川乱歩の作品の漫画化、映像化は、元の作品のイメージ喚起力のあまりの強さが仇になってか、同じ原作ですら雰囲気が作家によって結構違う場合が多いので、自分のもつ江戸川乱歩観と合う、合わないが出やすくて、好き嫌いが別れることが多い印象だが、これは絵柄(とくに女性)といい、煽情的な部分と理知的な部分、エロとグロのバランスといい、なかなか良いアレンジではなかろうか。

 私も江戸川乱歩を全て読んでいるわけではないのですが、よく知っている話なら「こうくるか!」という驚きがあるし、知らない話もこれを機会に何作か原作の方を当たってみたくなりましたよ。

 

 

 

 

 北上さんの相方は大井っちから、阿武隈さんに移ってしまった印象。

 なんなんだろうこの北上さんの汎用性の高さは。

 北上さんのひょうひょうとしていて、傍若無人な雰囲気と、それでいて上からも下からもやたら好かれまくるこのポジションが、個人的にサッカーの内田篤人とかぶるw

 天龍や龍驤あたりの使い勝手の良さもすごいね。

 

Media Link Player for DTVでnasneでも音声つき倍速再生できる!

 今年最大の話題作「けものフレンズ」にハマってしまった今日このごろですが、みなさまいかがおすごしでしょうか。

 こんばんは。

 主題歌のMP3まで買ってしまいましたよ。 

ようこそジャパリパークへ

ようこそジャパリパークへ

 

 テレビでは省略されている2番や間奏、そして合いの手がいちいち心地良いんだよなあ。

 ちなみにアヒルやガチョウのフレンズはまだ出てきていません。

 

 というわけで。

 今日の話題は大部分の人にとってはどうでもいい、nasneです。

 nasneユーザー待望の機能、音声つき倍速再生機能がつきました!

 これでnasneの死角がなくなった、と言っても過言ではありません。

 

Media Link Player for DTVでnasneでも音声つき倍速再生できる!

 

 タイトルの通りなのですが、nasneで録画した番組が、Media Link Player for DTVというアプリを使えば、iPadなどのiOS機器から音声つき倍速再生で見られるようになっていました。

 今のところ、nasne用のアプリでこれができるのはMedia Link Player for DTVだけみたいです。

 1.25倍と1.5倍速なら音声つきで見ることができます(2倍だと音声はつかない)。

 本当は去年の秋頃にアプリのアップデートで音声つき倍速機能が追加されていたみたいなのですが、私はVideo & TV SideViewでnasneで録画した番組を見ていましたので、気がつきませんでした(Video & TV SideViewの方が多機能で明らかに使い勝手が良いので)。

 過去にnasneでなんとか音声つき倍速再生ができないものかと、なんどもこの機能を探したものですが、どうしてもみつからず諦めていたのに、まさかバージョンアップでできるようになるとは。

 ただ、相変わらず再生アプリとしてはMedia Link Player for DTVの他の機能や使い勝手は微妙ですので、音声つき倍速再生しないときや録画番組の管理には、引き続きVideo & TV SideViewを並行して使っていこうと思います。

 このニッチな情報を紹介してくれたこのサイト↓に感謝です。

 

reliphone.jp

 

 とは言え、「けものフレンズ」は倍速では見ずに、通常速度でじっくり味わって見ております。

 あくまで、流し見しても問題ない番組を見るときのための機能です。

 「ようこそジャパリパーク」を倍速で聞き流すなんてとんでもない!

 つまりはそういうことだ。

Jリーグ開幕とかACLとかセレッソ大阪とか

 後半だけ少しACL鹿島アントラーズの試合を見ていたのですが、アウェイとはいえ、タイのチームに負けるか、Jリーグチャンピオン。

 鹿島は相変わらずの内弁慶ですなあ。

 せっかく今年のACLは日本が獲ろう!とオールジャパンでノリノリだったのに、情けない。

 それに比べて、しっかり2連勝した浦和は偉い!

 今日は疲れたでしょうから、今週末のセレッソ戦は手を抜いてゆっくり休憩してください。

 ACL組は、みんなACLに専念して、リーグは流していいですYO!

 

 というわけで、先週、Jリーグが開幕したわけですが、DAZNはやっぱりクソでした。

 いくらなんでも頻繁に止まりすぎ。

 しかもセレッソ対磐田は、試合終了間際の数分間、止まってそのまま終了って、終盤間際にガンガン失点するセレッソ大阪様を放送しておいて、それはいかんでしょ。

 

 結局試合は0-0のスコアレスドローだったわけですが、まあ、個人的には勝点をきちんと取って、失点しなかったので良し、です。

 スタジアムに足を運んだファンにとっては、勝てなかった上に、試合も地味で残念だったと思いますが、セレッソファンなら、ヤンマースタジアムで客が多い日のセレッソが勝てないのは織り込み済みでしょうから、しかたありませんね!

 清武も開幕に間に合わなかったことですし。 

 ともあれ、これでJ1残留に一歩前進しました。

 

 それよりも、内容ですよ!

 去年とは別物!

 守備組織ができていました!

 ちゃんとチームになっていたので、もう、それだけで満足です。

 攻撃は水ものですし、清武が入って、ある程度慣れれば、だんだん良くなってくるだろうと楽観しています。

 リカルド・サントスは、相変わらず役にたちそうでたたない、でも少し役にたつエジノケンペス、パブロあたりの系譜を継ぐセレッソっぽい選手でした。

 ソウザは今のセレッソなら、能力を充分発揮できそうなので、J1でもそこそこ良い外国人選手として、(そこまではいかないだろうけれど)かつてのシンブリシオに近い存在としての活躍を期待しています。

 短い時間ではありましたが、丸岡もいい感じに成長してるみたいだし、結果を除けばポジティブ要素が一杯の開幕戦でした。

 

 私は今週末の浦和戦は現地にて観戦しますので、DAZNは来週までにきちんと環境を整えておくように。

 埼玉スタジアムの浦和戦は、勝った記憶の方が多い縁起のいいスタジアムですので、楽しみにしております。