http://www.nadeshikoleague.jp/2017/nl2_final/match_page.html?mno=1
2017プレナスなでしこリーグカップ2部決勝戦に、セレッソ大阪堺レディースが進出したので、見に行ってきました。
女子サッカーを見るのは何年ぶりか。
なでしこは、オリンピック出場を逃して以来、澤の引退と世代交代もあって、すっかり注目度が下がって、完全に冬の時代に突入しつつありますね…。
まあ、そんななでしこの方はともかく、セレッソ大阪堺レディースは、前々から気になってはいたものの、試合を見る機会がありませんでした。
二部で、関東での試合も少ないし、関東でやっても辺鄙なところでばっかりやるし…。
せめてDAZNでやってくれれば、もう少し見てくれる人もいるだろうに。
BSフジなんかじゃあ、飼い殺しもいいところだもんな。
試合会場は味の素フィールド西が丘。都営三田線本蓮沼駅から徒歩10分程度。
なでしこリーグのカップ戦なので、さびれた陸上競技場ででもやるのかとおもったら、ちゃんとしたサッカー専用競技場でびっくり。
お客さんも1700人ほど入り、このスタジアム規模ならほどよい満員感がありました。
(一部の決勝は3000人ちょっと入ってました)
お相手は日体大FIELDS横浜。
大学生のチームかなと思いきや、荒川恵理子や伊藤香菜子といったベテランもいて、結構本格的なクラブチームでした。
セレッソ大阪堺レディースの方がよっぽど学生チームみたい。
試合はセレッソの松原志歩が先制ゴールを決めるも、PKで追いつかれ、90分で勝負がつかずPK戦へ(延長戦はなし)。
大体の場面において、セレッソの方がパスがつながって優勢でしたので、もしPK戦で負けたら、悔しい思いをすること確実な内容でした。
PK戦、セレッソは後攻だったので不安だったのですが(PK戦は先攻が有利なため)、5人目がはずした日体大に対して、セレッソは5人目の、これまた松原が決めて、見事勝利。さすが桜の8番。
プレー以外で印象に残ったのは9番の「野島咲良」とかいう、もうセレッソ大阪に入るために生まれてきたような名前の選手がいたことと、25番「善積わらい」というこれまた大阪らしい名前の選手が途中出場で出てきたことです(わらい選手はなんと14歳!)。
後は、7番の林穂之香のチャントが、あの香川真司と同じだということ。これはぜひビッグになって欲しい。
今後、彼女たちの中からたくさん、なでしこの選手が出てきてほしいものです。
ともあれ、セレッソ大阪全体を通じて念願の初タイトル(セレッソ大阪がJリーグに昇格する前のジャパンフットボールリーグ優勝とかいうのを除く)を見事獲得しました。
やった!
現地まで行ったオレは勝ち組ぃぃぃ!
その後、一部のリーグカップ決勝もあったので、ついでに、観ておきましたw
なでしこリーグスポンサーであるプレナス様の「ほっともっと」のお店がスタジアム近辺にあったので、試合前にそこの唐揚げ弁当を買って、食べつつ観戦。
日程・結果 | 日本女子サッカーリーグ オフィシャルサイト | なでしこリーグ
浦和の安藤梢は、なでしこ観ている時はそこまで思わなかったけれど、このレベルだと圧倒的に別格のスーパープレイヤーでした。
試合の方は、ジェフの瀬戸口梢が、後半ロスタイムにドリブルしながら、遠目からの見事なミドルを決めて、明らかに豪華メンバーだった浦和レッズレディースを打ち破り、劇的勝利。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースが見事初優勝。
二部の決勝を見た後だと、やっぱり一部と二部では相当実力差があるな、と感じられる一戦でした。
久しぶりに見た女子サッカーですが、この日はそこまで暑くもなかったため、どちらの試合も、白熱していてなかなか面白かったですよ。
セレッソ大阪堺レディースとジェフユナイテッド市原・千葉レディースの皆さんおめでとうございます!