すばらくない。 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第15局「激化」

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麻雀アニメ「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」の 第15局「激化」をニコニコにて三回ほど視聴。

三回も見ておいていうのもあれだが、大将戦になって急につまらなくなっちゃったな。

4人とも(主人公はまだ能力が明らかになっていないが、おそらく主人公もそうだろう)特殊能力のすごさがインフレしすぎて、「自分の特殊能力が発揮できた局は無条件で勝てる」ので、もはや麻雀になっていない。

この手の麻雀漫画(アニメ)の醍醐味は、無能力者が麻雀のロジックで能力者に対抗したり(例えば、槓をして特殊能力を発揮する相手を、槍槓(チャンカン)で狙い撃ちにしたり、ドラが手配に集まる能力者の能力を逆手に取って相手の手配を読んだり)、あるいは能力者の能力を発動させないように、前もって手をうつ(例えば、鳴いて積もらせないようにする、相手の能力を発動させる牌を河に捨てないなど)などのかけひきが面白いのに、この大将戦では、特殊能力を持たず麻雀の実力だけで勝負するキャラが一人もいないので、どうもそういう面白い展開にならないような雰囲気なのだ。

次回は最終回。

せっかくここまで楽しませてくれたのだから、この不安を裏切って、盛り上がる展開と、最高のフィナーレで幕を閉じて欲しいと切に願う。

つまりはそういうことだ。