Kindle本セール更新 最近読んだ本

Kindle本セール更新

セールに毎回文句ばっかり言っているような気がするが、今回は(個人的に)、久しぶりに当たり。

さすがに全部買うわけにはいかないが、ちょっと迷う。

ボッコちゃん

ボッコちゃん


定番。元が安いのでセールのありがたみはあまりないかも。

MM9: 1

MM9: 1

ちょっと気になるSF

うさぎとマツコの往復書簡

うさぎとマツコの往復書簡

普通に買うと1,000円以上する本もこの値段だとちょっと読んでみたい。

100円なら、ちょっと見てみようかな?と思ってしまう。

誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール

誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール

これも紙だと1000円以上する本で、本屋でよく見るし、売れてるみたいなので気になる。

最近読んだ本

これは読んでよかった。

TRPGの話も含めて、クトゥルフについて、知りたかったことが必要十分にわかった。

要するに

ラヴクラフト親鸞

ダーレス=蓮如

みたいな話なわけね。

ラヴクラフト存命中はたいして売れなかったって話にはすごく納得。

内容もさることながら、とにかく読みにくくて苦痛だもん。この人の小説。

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)

これは素晴らしくおもしろかった。

語学が好きな人なら絶対オススメ。

タイトルの「不実な美女」は原文を大幅にアレンジして、ヘタすると原文から少し外れてしまっているのだが、聞いて(読んで)理解しやすい美しい訳文、「貞淑な醜女」は、原文に忠実なあまり、硬くてあまりこなれていない(が正確な)訳文の比喩。

この人は昔、ブロードキャスターによく出ていたので名前だけは知っていて、番組中一人だけ周りと異質すぎて、この人何者なんだろうか?とつねづね思っていたのだが、こういう人だったんだ。

「☓☓語が話せる」っていうは、必ずしもその言葉を、どんな状況でも全て聞き取れて理解できるわけでは決してないし、ましてやそれを日本語に翻訳、通訳したり、逆に日本語を☓☓語にするのは全く別の能力だから、訓練していない人がそんなに簡単にできるわけではないし、プロですらそれは決して楽な作業ではない、という当たり前の事実が、外国語を話さない人にはびっくりするぐらい理解されていないことによる苦労話なんかは、自分もそういう状況に出くわすことがたまにあるので(レベルは雲泥の差ながら)すごく共感してしまった。

ちょっと外国語ができる、という程度の人に通訳をさせるのは、バッティングセンターでそこそこ打てる人を見て、野球もうまいに違いない、と試合に出させるようなもんだと思う。

つまりはそういうことだ。