「あまちゃん総集編 前編」を見た。
まさか「あまちゃん」って、「海女ちゃん」のことだったとは。
それがわかっただけでも総集編を見たかいがあった。
人気があるだけあって、確かにこれはおもろいわ。
総集編の前編単体でも、作品としてよくできていたので、これ、前編だけで終わってもいいんじゃないか、って思ってしまった。
主人公の子はいかにもな「朝の連ドラ顔」だったので、「ふたりっ子」の時のマナカナを思い出した。ああいう顔が朝ドラにハマるんだろうなあ。
主人公の母親を「いるいる、こんなおばちゃん、友達のお母さんだったかで、あんな人いたよなあ、だれだったっけな?」とか思いながら見ていたので、後で小泉今日子だと知ってビックリした。
序盤、方言が字幕で標準語に直して表示されていたけれど、あれだけなまっていても、なにを言っているかまったくわからないわけでもなくて、なんとなくわかるあたり、やっぱり日本の方言ってユルいよなあ、と普段中国人と接しているので改めて感じてしまった。
本編を見たいとまでは思わなかったが、後編の総集編が、放送されたらまた見ようと思う。
この話、どこらへんを落とし所にするんだろうな。
東京でアイドルとして成功→芸能界で好きな男ができて恋をするが、それが週刊誌にスクープされスキャンダルに→人気急落→傷心で北三陸へ帰る→北三陸の仲間に暖かく迎えられ、また海女としてやっていこうかと思ったタイミングで震災が起こる→被災して苦労する。海女の活動もできる状況ではなくなる→震災復興のための歌を作って、それが大ヒット、人気復活→だが、東京へ行かず、北三陸の復興活動を続ける→北三陸で相手をみつけて結婚→北三陸も復興してきて、今日はいよいよ海女活動が再開されるその日、主人公は海女の格好をして海へ飛び込む、というタイミングでエンディング。
といった感じでどうだろう。
つまりはそういうことだ。