わざわざDVDを買って(レンタルを探しても、店舗はもちろん、オンラインレンタルでもなかった)、映画「始皇帝暗殺」を見た。
うーむ。
雄山「この『始皇帝暗殺』をつくったのは誰だぁっ!」
っていう感じだなあ。
どう考えてもキャラもストーリーも「史記」そのままの方が出来がいいもんなあ。
すごくダメなわけではないし、いいところもあるんだけれど、なんか違う。わかってない。レッドクリフ的なダメさというか。史劇を無理にエンタメっぽく仕上げようとしなくてもいいのに。
有名な監督の作品なのに、ツタヤディスカスやぽすれんですら、在庫がないのも納得してしまった。
あと、邦題「始皇帝暗殺」はどう考えてもおかしい。
暗殺未遂事件の時点では嬴政は統一前で、始皇帝ではなくて秦王だったのだから「秦王暗殺」が正しい。(ちなみに原題は「荊軻刺秦王」だからもちろん正しい)
つまりはそういうことだ。