陳舜臣死去
司馬遼太郎の一つ年下、三島由紀夫の一つ年上といった世代の作家なので、すでにかなり高齢(90歳)で、驚きはないのだけれど、それでも残念。
自分にとっては三島由紀夫や司馬遼太郎以上に特別な作家でした。
今と違ってちょっと前までは、三国志や水滸伝以外の時代の中国ものの小説ってほとんどこの人しかなかったもんなあ。
陳舜臣と言えばなんといってもこれ。
三国志ってこんなに自由に書いていいんだ!と衝撃的でした。
ここから陳舜臣の著作を、エッセイも含めていろいろな本をあさるように。
合掌。
つまりはそういうことだ。