「ミツバチマッチ!」で実際に遊びました
先日行った「ゲームマーケット2015年秋」にて購入した同人アナログゲーム「ミツバチマッチ!」ですが、その後、機会に恵まれ、実際にプレイしてみました。
ゲームはこちら。
やってみた感じ、だいたい想像通り、ババ抜きに戦略的要素を加えた、シンプルでわかりやすいルールで、かつ、ババ抜きほど運任せではないので、いろいろ考えたほうが有利になって、面白かったです。
ただ、色々な役割のカードがあって刻一刻と変わる状況を把握しながらプレイしなければいけない分、もともとあったババ抜きの単純明快な騙し合いの要素が薄れ、少し爽快感に欠けるため、ババ抜きの終盤ほどわかりやすく全体が盛り上がらない、といった側面もありました。
この点に関しては、プレイヤーがゲームに習熟すれば、駆け引きがこなれてきて、お互いにうまく騙しあえるようになり、もっと盛り上がれそうです。
今のところ、市販はされていないので入手は難しいかもしれませんが、市販されても全然おかしくない完成度を持った、良いゲームだと思います。
で、その際、ほかにもいろいろアナログゲームで遊んだのですが、その時、一番面白かったのが、市販のゲームですが、「ごきぶりポーカー」。
トランプで言うと「ダウト」に近い感じのゲームです。
基本ルールを簡単に言うと、相手が裏返しにして出したカードと、そのカードの中身の自己申告に対して、ウソか本当かの2択で当て、当たれば相手にダメージを与え、はずれれば自分が不利になる、というのを、参加者のうち、だれか一人が負けるまで繰り返す単純なゲームです。
自分一人が勝つためにがんばるのではなく、誰か一人を負けさせるのが目的ですので、みんなで時に協力し、時に相手を陥れ、とひたすら二択の駆け引きを繰り返すのは、戦略的要素もありながらひたすら単純ですので、簡単に盛り上がりまくります。
この2つのゲーム、どちらもルールは簡単で、初めてやる人でも経験者の中に入ってすぐに楽しめ、プレイ時間も短いので、気軽に楽しめて、オススメです。
その他【ゲームマーケット2015秋】で気になったゲームなど
結局購入しなかったため、先日の記事では書きませんでしたが、ゲームマーケットでは他にもいろいろ気になるゲームがたくさんありました。
アナログゲームはどうしても製作にコストがかかるのでしかたないのですが、ほとんどのゲームが、1個あたり1000円以上するので、同人誌のように気軽に色々買えないのがつらいところ。
「男前動物園」
すごろくゲームみたいです。
何より某格闘ゲームを意識したパッケージ絵と、その狂った世界観が気になりましたね。
「マスターレス人狼」
これは最後まで買おうかどうか迷いました。
「ワンナイト人狼」が面白かったので、マスターなしでも楽しめるシンプルな人狼、というコンセプトならまず間違いなさそうだったのですが。
「天下無双演舞」
キャラクターや世界観は三国志、ゲームは大富豪をアレンジしたものみたいです。
カードに描かれた各武将キャラと、そのアレンジ具合に興味があったのですが、プレイ人数分、追加でカードを購入しないといけないので割高な点と、ルールがやや複雑な点でちょっと手を出しにくくて、今回は見送りました。
まあ、こんな感じで、参加前は、素人の作ったゲームだから、もっとちゃちいものだろうと想像していたのですが、かなりクオリティが高くて面白いゲームがたくさんありました。
その他、アナログゲーム業者の市販のゲームもいろいろ見られて、アナログゲームの世界の豊かさに触れられる、楽しいイベントでしたので、今はネットもありますので、この分野は将来、なにかのきっかけ一つでブレイクして、もっと伸びるかもしれないな、と感じましたね。
つまりはそういうことだ。