まだ入力速度は遅いのですが、だいぶ、かな入力にも慣れてきました。
ただ、業務に支障が出ないように仕事では相変わらずローマ字入力でやっておりますので、時々混乱します。
かな入力に慣れるためにはたくさん文章を書くのが一番ですので、ブログの更新をかな入力の練習だと思ってがんばります。
当然ながらブラインドタッチで打っているんですが、やればできるもんですね。
かな入力とローマ字入力の両方を覚えるのって、指先と脳を酷使するので、なんだか認知症予防の訓練をしているみたいで、楽しいです。
ヒロ前田,清涼院流水「不思議の国のグプタ―飛行機は、今日も遅れる」
たぶん、世界で唯一のTOEIC小説。
まだ消えずに生き残っていただけでも驚きです。
ちなみに共著者のヒロ前田さんというのは、TOEIC業界の有名な講師です。
あらすじは、TOEICの試験の世界には「飛行機はいつも遅れる」「バザーの収益はチャリティーにまわされる」「タバコやアルコールは出てこない」「インドの都市が登場するときは、いつもムンバイだ」など知る人ぞ知る、TOEIC受験生にはお馴染みのお約束があるのだが、本書では、そんな世界に疑問を持ったTOEIC世界の住人、グプタ(ちなみにTOEIC世界のインド人は、たいてい「グプタ」か「シン」だそうだ)は、この謎を解き明かそうと思い立つ。
やがてグプタは、この世界の秘密を知り、そのあまりにも意外な真実から衝撃を受けることになるのだった…。
斬新なアイデア、大胆で魅力的な設定と謎、くそつまらない本編の小説と、脱力の真相、そして「寒い」を通り越してどう反応すればいいのかリアクションに困る「痛い」ギャグの数々など、何年たっても、TOEICをテーマにしてさえも、相変わらずいつもの「流水大説」で、清涼院流水は健在でした。