ガルパン劇場版の用語調べ

 ガルパン劇場版の用語調べ

 

 実は昨年、ブルーレイディスクドライブを買いました。

 で、何を見ているのかというと、ガルパン劇場版です。

 

 

 コメンタリーが3種類もあるので、最低3回は見ないといけなくて、大変です。

 見ましたが。

 日本語字幕も見られるので、これまで何を言っていたのかよくわからなかったセリフを書きとめて、調べてみました。ネットを見れば、同じことをやっている人はたくさんいますが、自分のわからなかったところだけピンボイントでまとめておきたかったので。

 

 

  • エルヴィン「Alles Klar」 ドイツ語「了解」の意。英語のOKのようなものか。

 

  • エルヴィン「Jawohl!」 同じく「了解」「はい」など

 

戦艦バウンティ号の叛乱 - Wikipedia

 

 

ケイン号の叛乱 - Wikipedia

 

  • 秋山優花里「イタリア軍の第十軍みたいですね」 WW2でエジプトに進軍したイタリア軍のことで、最終的に壊滅したらしい。文字通りボッコボコにやられてしまったわけだ。

イタリアのエジプト侵攻 - Wikipedia

 

  • 蝶野亜美「ここは超信地旋回でいきましょう」 映画を見ていて一番意味不明だったセリフ。字幕で漢字を見ても、ますます「???」だった表現。戦車の履帯を逆回転させることによってその場で方法転換することらしい。まさにガルパンならではの軍事専門用語。動画を見たほうがわかりやすい。意味がわかった今でもあまり適切な表現ではないように感じます。

超信地旋回 - Wikipedia


超信地旋回性能比較!!! 10式90式74式戦車の旋回速度比較 武器学校・土浦駐屯地開設63周年記念行事

 

  • ダージリン「秋の日の ヴィオロンの ためいきの  ひたぶるに身にしみて うら悲し」 ヴェルレーヌの詩「秋の歌」、ノルマンディー上陸作戦をフランスのレジスタンスに伝える際の暗号にこの詩の冒頭が使われたそうです。なるほど、エンドロールでヴェルレーヌの詩だというのはなんとなく想像がついたのですが、そんな意味が隠されていたとは!

 

  • エリカ「グリューワインとアイスバイン作戦」 グリューワインはワインの銘柄ではなくて、ワインを使って作るカクテルのようです。アイスバインはドイツの家庭料理。肉を煮込む料理です。

 

  • ケイ「フライドチキンステーキ with グレイビーソース作戦」 グレイビーソースは肉汁で作ったソースです。

 

  • アンチョビ「カール・ヴォルフ?」 ドイツのSSの将軍みたいですね。

カール・ヴォルフ - Wikipedia

 

  • オープントップ 屋根がない車輌のことらしい。

 

  • ミカ「トゥルタ」 フィンランド語で「撃て!」(英語で言うところのfire)

 

東で声を発してそちらにいると見せかけ、実際は西を撃つ戦術。陽動作戦の一種。敵に対しては弱小のように見せかけて誘い出し、堅強な兵で迎え撃つ。西に領土を広げようとするなら、まず東に進むのが良い。

声東撃西 - Wikipedia

 

 「兵法三十六計」が出典らしい。ウィキペディアで例に挙げられているのが、あの後漢末の朱儁将軍なのが胸熱。横山光輝三国志の「なにい」の朱儁将軍です。

 

  • ダージリン「というよりバンダースナッチね」 ジャバウォッキーからの連想で、ルイス・キャロルのアリス関連だというのは想像がついたのですが、調べてみても、例えに今ひとつぴんときません。

バンダースナッチ - Wikipedia

 

  • カエサル「マスターアームオン!」 安全装置解除、みたいな感じ。

 

 以上、とても勉強になりました。

「戦車道には人生の大切なすべての事がつまっている」って本当ですね!

 

ガルパンはいいぞ。