2020年 買ってよかったもの 高枝ガーデンポールソー

 去年、自宅に光回線(NURO光)を引いてから、Youtubeを見る時間が激増しました。

 それまで最近の若者が、テレビを見ずに、Youtubeばっかり見ている、と言われても、なかなかピンとこなかったのですが、なるほど、素人Youtuberの動画編集技術の高さがここまで上がっていると、内容さえおもしろければ、下手な低予算TV番組なんかよりよっぽど見ごたえがあるというのを実感しました。

 私が定期的に見ているオススメYoutuberの番組なども、機会があれば紹介していきたいのですが、昨日、ずっと見ていたのは、海原千里・万里だったりします。

 


海原千里・万里 漫才(上沼恵美子)①

 

 Youtubeのおかげで、自分がリアルタイムで見ることができなかった漫才まで気楽に見ることができて、良い時代ですね。

 

 見る前は、まあ、言っても女流漫才だしなあという気持ちがなくもなかったのですが、予想以上にすごかったです。しかもこの若さで。

 女芸人の漫才でよくある、すごく頑張ってる感、無理してる感がなく、声も間も良くて、すごく見やすい。

 それでも上沼恵美子が面白いのは、まあ、想像できなくもなかったのですが、お姉さんも本当に上手でびっくり。二人とも歌もうまいなあ。

 

 去年のM1でマジカルラブリーが優勝したことで、物議をかもして、「漫才は進化している」みたいなむりくりな擁護をしている人もいましたが、バリエーションが増えることはあっても、漫才は漫才で、昔も今も、本質は何も変わらないと思います。

 確かに全体の平均的なレベルは昔よりずっと上がっているかもしれませんが、昔のトップレベルの漫才は、今見ても普通にM1上位レベルで、全然、面白いです。

 

2020年 買ってよかったもの 高枝ガーデンポールソー

 年が明けてしまいましたが、定番企画ということで、2020年に買ってよかったものを紹介しようと思います。

 去年は結構いろいろ買ったので、数をしぼって少しずつ。

 まずは2021年も、あいかわらず活躍しているこちら。

  本当は楽天で買ったのですが、楽天で今、同じものが取り扱いされていませんでしたので、Amazonのリンクを張っています。

 

 私の主目的は、高枝切ではなく、幹や枝の根元から切断でしたので、ポールを付けずに、本体のみで電動ノコギリとして使っています。

 

 使いやすくて、サクサク切れて快感です。

 一昨年、庭の枝切りのためにノコギリを買ったときも、ノコギリの便利さとその切れ味に酔いしれていたのですが、

Z ゼットソー 硬木250本体

Z ゼットソー 硬木250本体

  • メディア: ホーム&キッチン
 

  こちらを初めて使うようになった感動が、素手から「銅の剣」を装備した感じだったとすると、電動ノコギリを初めて使ったときの圧倒的なパワーアップ感は、ドラクエファイナルファンタジーではちょっと表現できません。

 ウィザードリィの「村正」を、初めて装備したときのような、圧倒的万能感でした。

 

 ノコギリで、一日仕事で苦労して切っていた木の枝や幹が、数分でサクッと切れます。

 いろいろ切りまくっているうちにだんだん、コツがつかめて、よりスムーズに切れるようになると、ますます使うのが楽しくなってきました。コードレスなので、コードの取り回しなど考えず、気軽に使えるのも良いです。

 

 まだポールを使っての高枝切は試したことがありませんので、そちらの用途として使うのが、どうかは言えないのですが、手軽な電動ノコギリとしては優秀だと思います。

 この手の機器にしては、比較的試しやすい値段ですので、気になっている方には、オススメいたします。

田中啓文「信長島の惨劇」を読んだ。四人の戦国武将が孤島で童歌に沿って殺されていく、とかいうふざけたミステリ。

  もう去年の話になってしまうのですが、久しぶりにミステリの新作を読みました。

 

 ミステリに限らず、フィクションの新作小説を読むこと自体、結構久しぶりです。

 

田中啓文「信長島の惨劇」を読んだ。四人の戦国武将が孤島で童歌に沿って殺されていく、とかいうふざけたミステリ。

信長島の惨劇 (ハヤカワ文庫JA)

信長島の惨劇 (ハヤカワ文庫JA)

 

本能寺の変織田信長明智光秀に討たれてから二週間後。死んだはずの信長を名乗る何者かの招待により、羽柴秀吉柴田勝家高山右近、そして徳川家康という四人の武将は、三河湾に浮かぶ小島を訪れる。それぞれ信長の死に負い目を感じていた四人は、謎めいた童歌に沿って、一人また一人と殺されていく――。アガサ・クリスティーそして誰もいなくなった』にオマージュを捧げた本格時代ミステリの傑作。

 

 あらすじ読んだだけで、もうお腹いっぱいですね。

 

 こういうインパクトの強い題名のミステリは、得てして、読んでみると、ただふざけているだけで、中身がグダグダ、結局、「設定が一番面白かった、というより面白いのは設定だけ」という感想になりやすいです。

 私も過去に、それで何度がっかりしたことか。

 

 ちなみに田中啓文の作品は昔「銀河帝国の弘法も筆の誤り」を読んだことがあります。本当に私は、くだらない題名の小説に弱いですね。

 

銀河帝国の弘法も筆の誤り (ハヤカワ文庫JA)
 

 

 読み始めからしばらく、事件もおこらず、平凡な歴史小説のような記述が延々と続くので、肩透かしをくらうのですが、メンバーが続々と孤島に集まって以降は、普通の孤島ミステリっぽくなり、面白くなってきます。

 

 設定が設定ですので、ガチガチに本格的なミステリを期待する人もあまりいないとは思うのですが、意外とミステリになっていて、最後もきれいに着地しましたので、読んでよかったな、というぐらいの満足感はありました。

 

 逆に言うと、設定の突飛さと比べると、小さくまとまってしまったな、という不満もなきにしもあらずでしたが、それは贅沢というものでしょう。

 最後まで読んだら、歴史をネタにする必然性、みたいなのもちゃんとあったので、ある意味歴史ミステリと言っても良いかもしれません(読んでいる間はそんなこと、思いもしませんでしたが)。

 

 ステイホームに合わせて、あんまり重たくない、軽いミステリを読んでみたい、みたいな気分の方には、オススメです。

CCNAに合格しました

 最近、CCNAという、ITのネットワークに関する資格に合格しました。

 資格らしい資格は、2015年の末頃に合格した宅建士以来ですので、5年ぶりぐらいの資格取得になります。

 時間がたつのは早いですね。

junichiro241.hatenablog.com

 

 私の宅地建物取引士証に燦然と輝く

東京都知事 舛添 要一」

 

 結局、取得してから、使うことはほぼないまま、転職して、今、ITのお仕事をやっているわけですが、面接の際、「すごいですね!」と言ってもらえる程度の役にはたっております。

 

 せっかくですので、備忘録も兼ねて、合格のためにどんなことをして、実際の試験はどうだったかなどを簡単に書き残しておこうと思います。

 

 わりとギリギリの点数で合格でしたので、あまり偉そうなことは言えないのですが、このぐらいのやり方でも、一応合格は可能だという参考にしていただければと。

 

 ちなみにスコアは、合格点が825点で、自分の得点が842点です。

 学習期間は数年前に少し勉強したことがありましたが、ほとんど身についていなかったので、実質3ヶ月ほど。

 

 まず、勉強法。

 主に使ったのは、定番のPing-t。

ping-t.com

 

 有料会員になって、問題を繰り返し解きました。

 CCNAの問題は、全部で1000問弱ぐらいあるんですが、全問3周ぐらいはしたと思います。

 その中でもピックアップ問題は、全て2連続で正解できるまで、何度も繰り返しやりました。

 ただ、本番の試験とは、文章の表現(ひどい翻訳文)や、問われるポイントが、違っていたりするので、正解した問題も含めて、間違いの選択肢はなぜ間違いなのかなど、解説を確認して、答えではなく内容をしっかり理解することが大事だと思います。

 ただ漫然と、同じ問題を繰り返し解いていると、答えだけ覚えてしまうおそれがありますが、CCNAは暗記で済む知識問題だけでなく、考えないといけない分野もありますので。

 

 で、Ping-tの解説を読むだけでも、だいたいことたりるのですが、それだけだと理解しにくい場合や、特定の分野だけ体系的に確認しておきたい場合は、こちらを使いました。

シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301

シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301

 

  いわゆる白本。わからない用語などを、巻末の索引から引いて参照するなど、辞書的に使っていました。

 

 私は普段は、電子書籍派なのですが、勉強の為の本は、紙が良いです。

 

 テキストを読んで、大事だと思ったところには蛍光ペンで線を引く、Ping-tを解いて間違えたところは、解答の解説文をレポート用紙にまとめ直す。

 それら、まとめたものを定期的に復習、と結構アナログな、昔ながらの勉強法でやっていました。

 

 同じく、Ping-tの解説だけでは足りないときの参照先として、以下のサイトも参考にしました。

www.infraexpert.com

 

 無料とは思えないクオリティです。ただ、私は本のほうが良かったので、あまり使いませんでしたが。

 

 本番の試験は、PC上での試験となり、一度答えを入力してしまうと、後戻りできない形式なので、時間配分ができないのが厳しかったです。

 

 一応、後何分あり、全体の103問中、現在何問目という表示は出るのですが、試験のテクニックとして定番の、簡単な問題からやって、時間がかかりそうな問題は後回しにする、ということができないので、非常に厳しかったです。

 残り何問あるかわかっても、後ろに控えている問題の中で、時間をかけて考えないといけない問題が何問ぐらいあるかわからないから、ペース配分のしようがないんですよね。

 かなり焦りました。仕方ないので、少しでも時間を稼ぐため、時間をかけたからといって正答率があがるわけではない知識問題は、わかってもわからなくても、ほぼ一瞬で答えていました。

 

 そしてこれは良し悪しだと思うのですが、問題文をしっかり読まないと正解を導き出せず、考える時間が必要で、しかも難しそうな問題は、最後に時間切れになって、確実に正解できる問題を残してしまうリスクを考えて、問題を解くのをあきらめて、適当な選択肢を選んで捨てたりもしました。

 結局、10分ほど余ったので、それがうまくいったとはいえなかったのですが、あの状況下では、それが自分にとっての最善の戦略でした。

 

 試験は、この後戻りできない問題形式のため、時間配分が苦しくて焦るのと、できの悪い翻訳ソフトで翻訳したかのような問題文に苦しめられますので(何度読んでも何が書いてあるのか理解できない問題文もありました)、たぶん本番の点数は、Ping-tなどで練習している普段の実力より1割ぐらいは落ちるつもりで、しっかり勉強しておいたほうが無難です。

 

 これから受ける人へのアドバイスとしては、サブネットの計算は、早く、確実にできるようにしておくことが大事です。

 ここは、訓練すればするほど、解答スピードが上がりますので、努力が反映されやすいですし、この分野で難問を作るのは限度がありますので、出れば、ほぼ確実にとれます。実際、今回、数問出ました。

 時間を稼ぐ意味でも、この分野は大事です。

 

 他では、ルーティングのような重要な分野の出題が多いのでしっかり勉強するのは当たり前として、問題集などでは、そこまで比重が高くない(問題数の少ない)、Cisco DNA Centerやワイヤレス関係などの最新の技術分野の知識を問う問題が、結構たくさん出てきました。

 こういうのは、知っているか知らないかだけですので、この分野は特に、問題数が多くないからと軽視せずに、しっかりやっておいたほうが良いと思います。

 

 久しぶりの資格試験でしたが、受験料も高額(37,000円ぐらいする)でしたので、一発合格できて、本当に良かったです。

 

 なにより、もう勉強しなくていいという、開放感が最高です。