ワクチン接種二回目の副反応 カフェイン断ちに挑戦 宇宙からのメッセージ

 ワクチン接種二回目完了

 

 モデルナです。期待していた副反応はばっちりでました。

 接種したのは、16時頃で、その日はなんの変化もなく、夜に「宇宙からのメッセージ」を見るぐらい、余裕ぶっこいでいました。

 

宇宙からのメッセージ

宇宙からのメッセージ

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 「スターウォーズ」と同時期に日本公開したSF映画という文脈で何かと有名な作品。

 NHKの対談番組でみうらじゅんが言及していたのを思い出して、見てみました。

 予想通りというか、評判通りというか、期待通りというか、とほほ(今頃の若い人にはこういう表現は死語かもしれませんが)な映画でしたね。

 とほほ。

 「スターウォーズ」というより、「フラッシュ・ゴードン」にちょっと似ているような気がします。

 深作欣二監督に、真田広之千葉真一というスタッフを見るに、シャレで作った低予算映画じゃなさそうなのに、そんなふうにしか見えなくて、味わい深かったです。

 

 閑話休題

 で、接種翌日の朝になると、明らかに熱が。

 キタキタキタキター、と体温計を確認すると38.7度となかなかいいスコアが出ました。

 体温の自己ベスト(ワースト)を更新したような気がします。

 そして、熱以上にきつかったのが頭痛。

 副反応としてはこの2つだけで、寒気や倦怠感のようなものは特にありませんでした。

 

 せっかくなので、この副反応をしっかり楽しもうと、解熱剤も飲まずに、横になってウンウン唸って、眠くなったら寝て、を繰り返していました。

 しかし、19時頃になっても頭痛が続き、熱が下がる様子がなかったので、これは解熱剤をちゃんと買っておいたほうが良かったかな?といまさら少し後悔し始めたその時、大昔に頭痛薬(イヴA錠)を買って、ほとんど使わずに残していたのを思い出したので、それを探して飲んで、1時間ほど寝たら、頭痛が収まり、熱も37度ぐらいにまで下がって楽になりました。

 

 翌朝には平熱に戻り、副反応終了。

 

 後日、発熱はともかく、頭痛は、ワクチン接種の日から、普段毎日飲んでいたコーヒーを飲んでいないので、カフェインの離脱症状だったのではないかという可能性に気づきました。

 

 今となってはどちらが原因なのかわかりませんが、それに気づいたのをきっかけに、その日からコーヒーをやめて、カフェイン断ちすることにしました。

 

 別にカフェインの飲み過ぎで、体に不調や差し障りがあったわけではなかったのですが、カフェイン依存症になっている自覚はあったので、これを機会に、脱依存症チャレンジをやってみたくなったという気まぐれです。

 

 一週間ぐらいは頭痛と、いくら寝てもまだ眠いという離脱症状にそれなりに苦しみました。

 実は一日だけうっかり紅茶を飲んでしまった日があったのですが、紅茶であってもカフェインは少量含まれるので、その日だけてきめんに頭痛も強烈な眠気もありませんでした。

 

 今、ワクチン接種とカフェイン断ちをしてから3週間弱がたちました。

 5Gにはまだ繋がりませんし、宇宙からのメッセージも受電していません。

 抗体はできていると思うのですが、今の所、特に体に良い意味でも悪い意味でも変化はありません。

 

 カフェイン断ちの方は、離脱症状はほぼなくなったとはいえ、頭痛がまったくなくなったわけではなく、まれに痛くなりますし、とても眠くなることも普通にあります。

 カフェイン断ちとの因果関係は不明です。

 逆に、カフェイン断ちをしての健康面でのポジティブな効果というのも、残念ながら今のところありません。

 良かったことといえば、毎朝コーヒーを淹れるルーティーンがなくなったので、多少朝の時間にゆとりができたぐらいですかね。

 こちらはもう少し時間をおいて観察です。

 

 別に一生コーヒーを飲まないという決意をしたわけではないので、もうちょっとカフェイン断ちした後は、ここぞという時に飲めば、コーヒーにしろエナジードリンクにしろ、確かな効果が望めるのではないかと期待しています。

雨上がり決死隊の解散会見がおもしろかった

 雨上がり決死隊の解散会見、とてもおもしろかったです。

 

 もっとあたりさわりのないセレモニー的なものになるのかと思いきや、宮迫博之の空気を読まない勘違いぶりのおかげもあってか、上滑りした笑いの下に隠されたピリピリとした緊張感がたまらない、ガチな会見になっていました。

 おかげで、普段は自分のキャラを忠実に演じている芸人さんたちの、素の顔や、人間性のようなものが垣間見られて興味深かったです。

 

 概要はまあ、ネットで調べれば出てくるんで、それを見てもらえばだいたいわかると思うんですが、そこでのなんとも言えない雰囲気というか、空気感が、これもネットで拾ったコメントですが、「自分が死んだことに気付いてない地縛霊(=宮迫博之)を 皆で成仏させようとしてる」っていうのが、本当にうまいこと言っていて、そのとおりだなあと。

 

 あれを見ただれもが、宮迫博之はもう過去の人で、テレビには不要な存在だと思ったでしょう。

 にもかかわらず、本人だけが、「チャンスさえ貰えれば、自分の実力ならいつでも返り咲ける」と信じて疑っていないのが滑稽で。

 いったいこれは、なんの茶番を見せられているんだろう?と思いましたよ。

 

 アメトーーク、昔はよく見ていました。

 今も、時々見ています。

 でも、宮迫博之という人が、おもしろいかおもしろくないかはともかく、どうしてネットでそこまで嫌われているのか、番組を見ているだけでは、よくわかりませんでした。

 それが、あの会見を見て、ようやくわかりました。

 

 彼はそれまでに十分に考える時間があったにもかかわらず、会見の冒頭からずっと、自分の現在の立場を考えれば、言ってはいけないこと、やってはいけないこと、この場で言っても笑えないことを繰り返していました。

 その痛い発言の背後に、ナルシシズムやプライドの高さが常に見え隠れしていて、これは、普通に嫌われてもしかたないな、と。

 

 会見中、相方の蛍原徹やゲスト達は、宮迫博之のドン引きしそうな発言を受けて、なんとか彼の好感度をこれ以上下げないように、無理くり「笑い」や「いい話」にもっていこうとしていました。

 それをことごとく宮迫博之本人が台無しにするという地獄のラリー。

 

 これは見てはいけないものを見せられているのではないか、このままいくと、もっとやばい発言が飛び出すんじゃないか、という緊張感で、最後まで目が離せませんでした。

 

 これぞまさに人間ドラマ。

 いやあ、いいもの見せてもらいました。

国別メダル数について 「ダイヤルM」を廻せ!」と「ダイヤルM」

 オリンピック中に水をさすのもどうかなと思ったので、今ごろになって言うんですが、国別のメダル数をランキングして、どこに勝ったの負けたの、やっているのが、昔からどうも納得いかなくて。

 

 いや、別にナショナリズムがどうこうっていう話ではないんですよ。

 納得いかないのは、大きく分けて2つ。

 

1,なぜ国によって人口が全然違うのに、単純にメダル数を比較して競うのか

 

 そりゃ、アメリカや中国、昔のソ連なんかが強いのは当たり前ですよね。日本だって、全世界で見れば、人口では決して少なくない国なんだから、それなりに上に行って当たり前。

 それならGDPだと、それだけでなく、国民1人あたりのGDPも算出するのと同じように「国民1人あたりの金メダル数」みたいな指標を使って比べたらいいんじゃないかと思うんですが、あんまりそういう方面では盛り上がらないですね。

 

 一応、そういう試みもあるにはあるようで、

 

gigazine.net

 ちょっと古い記事ですが、この記事によると日本は世界平均のだいたい真ん中ぐらいですね。

 

2,なぜ団体競技個人競技のメダルを同じ価値でカウントするのか

 

 例えばサッカーだと今回、登録人数が1チーム22人なんですが、仮に優勝して金メダルを獲ったとしても、金メダル22個、とは計算しません。

 男女合わせても獲得できるメダルの枚数は、最高でも金2個です。

 

 でも柔道だと、男女合わせて14の階級があって、さらに団体もあるから、全ての金メダルをとったら、金メダル16個とカウントされるんです。

 それらを一緒くたに合計して、国別で順位付けするのって、 単位が違うものを同じ土俵で比べるようなものじゃないのかなあ。

 得意な種目が団体競技に偏っている国は、ものすごく不利ですよね。

 

 てなことを、問題視するのを見たことがないので、みんな、そういうものとして受け入れているんですかね。

 

「ダイヤルM」を廻せ!」と「ダイヤルM」

 U-Nextの見放題が8/31までだったので、下記2作品を視聴。

 

 ヒッチコック作品は好きなので、学生時代にいろいろ見ました。

 中でも一番好きなのが、この「ダイヤルMを廻せ!」。

 (ちなみに二番目が「ハリーの災難」です)

 倒叙式のミステリです。

 登場人物は少なく、舞台もほとんど室内だけ。

 内容に無駄がなくて、サスペンスと意外性も十分という、スタイリッシュな作品。

 

 久しぶりに見ると、勘違いして覚えていた部分も多く、肝心なところは、見事に忘れていました。

 すごい。

 だいぶ中年力がついてきたようです。

 これだけ忘れているなら、他の過去に見て(あるいは読んで)、面白かったミステリも、ほとんど初見と同じ感覚で楽しめそうです。

 歳を取るのも悪いことばかりではありませんな。

 

 ラストの締め方が、まさに「緊張と緩和」という感じで、いかにもこの時代の映画らしく、オシャレでいいんですよ、これが。

 

 こちらも  U-Nextで視聴。

 こちらは初見です。

 タイトルでわかるように「ダイヤルMを廻せ!」のリメイクです。

 上映当時、評判があまりかんばしくなかったので、積極的に見ようと思わないまま、今に至ってしまったので、オリジナルの方の内容をよく覚えているうちに見ようと思い、続けて視聴しました。

 主人公が、浮気していた妻を、第三者の他人を使って殺害させようと計画する。

 しかし、そいつがしくじってしまい、逆に妻に殺されてしまったので、主人公の予定が狂ってしまう…、という大筋は同じで、メイントリックのような部分も共通なのですが、時代や登場人物の設定に合わせて、違う部分もいろいろあります。

 

 グレース・ケリーの役をグウィネス・パルトロウが演じていて、なかなか良いし、アレンジ具合も終盤まで、悪くなかったので、「これがどうして、こんなに低評価になっているんだろう?全然おもしろいよ。みんな評価、厳しくないかな?」みたいに思っていました。

 

 でも、クライマックス以降の展開が、良くない。

 微妙にオリジナルから登場人物が増えたり、役割が変わっていたりするんですが、それがオリジナルの改悪ばかりで、後味の悪い終わり方でだいなしになっているんですよね。

 なので、元と比べてしまうと、低評価なのも仕方ないかなと。

 

 リメイクのおもしろさ、難しさを両方感じた、ちょっと惜しい作品でした。