今さらだが、最近、「蒼天航路」を読んでいる。
実は初読。
- 作者: 王欣太,李學仁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
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蒼天航路 全36巻完結(モーニングKC ) [マーケットプレイス コミックセット]
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これまで読んでなかった理由は、たぶん、これを読んで影響されたにわか三国志ファンや、曹操ファンが周囲にいて、その人達が(以下略)
で、もういいかげん、そういうわだかまりもなくなったので、読んでみたのだが。
あれ?
つまらない。
評判が高すぎたから、自分の中で期待のハードルを上げすぎて期待はずれ、とかじゃなくて、普通に漫画としてつまらないんですけれど。
今オレの読んでいる「蒼天航路」と、みんなが読んでいた「蒼天航路」ってひょっとして違う漫画なのか!?って心配になるぐらい。
やっぱり曹操が主役だと、部下がどんなに優秀でも、敵がどんなに手強くても、結局こいつが全部持っていく展開にならざるを得ないから、話が面白くなりにくいよなあ。
この漫画の曹操、いったいおまえは、なにがやりたいんだ?
全く感情移入できない。
唯一、劉備の出てくる場面だけは、おもしろい。
こいつと、張飛のキャラクターの描き方だけは今のところとても良い。
やっぱりこいつが主役だよ。
この漫画、普通の三国志はもう飽きたって人が読むぶんには、キャラクターの解釈が斬新で、刺激があっていいかもしれないけれど、三国志を知らない人にこれを入門用で読ませるのはちょっとなあ。
話や設定が正史をベースにしているので、今までのものより史実に近い、みたいな話も聞いていたんだけれど、笑ってしまうぐらい、全然違うし。
張飛の字(あざな)ぐらいかな、正史に忠実なのは。
今、官渡の戦いが終わりそうなあたりまで読んでいる。
終わったら、また感想を書こうと思う。
つまりはそういうことだ。