アニメ「艦これ」第11話「MI作戦!発動!」 映画「イン・ザ・ヒーロー」

昨日、セレッソ大阪は、「怒り新党」でも紹介されるほど有名になった、シーズン前の常軌を逸したキャンプでおなじみの、ファジアーノ岡山と対戦しました。

 

matome.naver.jp

 

結果は1-1のドロー。

ちょっと不可解なジャッジでPKをとられたので、同情すべき点はあるにせよ、普通にいい試合で、セレッソは早くもJ2になじみまくってます。

まあ、岡山に観客が15,000人程度入ったみたいですので、一昨年のガンバさんのように、セレッソも地域振興に貢献できて良かったです。

 

おはようございます。

 

アニメ「艦これ」第11話「MI作戦!発動!」

今回は面白かったです。

こういうこともあるから、見ちゃうんだよなあ。

ケチをつけようと思えばいくらでもつけられるのですが、全12話のうちの11話目だと思わず、これ単体としてみると、見せ場もあって、盛り上がって、最後の引きも良くて、普通にいいかんじでした。

1話からちゃんと見ている人からすると、「え?今ごろになって、何言ってるの?」みたいなことだらけなのは相変わらずですが。

一応、次回で最終回のはずなのですが、これだけいろんな内容を詰め込んで、あと1話できれいに終わるとはとうてい思えません。

今までもさんざん、予想の斜め上をいく展開に唖然とさせてくれたアニメですので、

どのぐらい大惨事になるか、今から楽しみです。

このアニメを見ながら文句を言っている人に「つまらないなら見なきゃいいだろ」みたいなことを言う人がたまにいるのですが、文句を言っている人たちの気持ちを代弁する秀逸な2ちゃんの書き込みがこちら。

 

==========================================

62 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2015/03/13(金) 04:17:05 id:uv1iYXi6

自分はもう出来については諦めてますが、
それでも艦これである以上は見てしまいますね
 

自分の家が燃えているとき
普通の人は現場に行って
燃え尽きるまで見届けるものではないでしょうか

 

もう、こんな感じですね。

最終回も大井っちの出番はしっかりありそうなので、楽しみにしております。あの二人のシーンにそこはかと感じる昭和のラブコメ臭の安定感がたまりません。

映画「イン・ザ・ヒーロー」

DVDにて視聴。


映画『イン・ザ・ヒーロー』予告編 - YouTube

 

動画を見てもらうのが早いのですが、ざっとあらすじを紹介すると、

 

子供向け特撮ヒーローのアクション部分だけを担当し、顔を出すこともなければ表に名前が出ることもないスーツアクターを長年やってきた主人公が、ある時、売り出し中の人気若手俳優にアクションを指導することになる。

彼らは最初は衝突を繰り返すものの、やがてお互いに認め合うようになり、主人公は若手俳優を鍛えて立派に成長させ、そのかいあって若手俳優は、彼の念願であったハリウッド映画に出演することが決まる。

しかし、そのハリウッド映画で撮影中にアクシデントが発生し、ある重要な役柄の俳優が、そのあまりにも危険なアクションシーンに恐れをなしていなくなってしまう。

このままでは撮影が続けられず、映画そのものがなくなってしまうかもしれない。

そこで、その代役として、長年不遇をかこってきた主人公に白羽の矢が立ち、千載一遇のチャンスがおとずれる。

しかし、彼は長年にわたるアクションシーンの撮影のために、もう体はぼろぼろ。そんな危険なアクションをすると、最悪、命の危険まである。

それでも彼は、アクション俳優仲間達のヒーローとして、命をかけてこの映画に出演する決意をするのだった。

 

と言った感じで、

太秦ライムライト」か「蒲田行進曲」かといったストーリーで、舞台は時代劇ではなく、子供向けヒーロー特撮。

これで、おもしろくないわけがないではありませんか。

物語というのは、必ずしも予想外の展開や、どんでん返しが必須の要素なのではなく、ちゃんとした脚本で丁寧に一歩一歩話を前に進めていけば、それだけで面白いんだというのが、これを見るとわかります。

登場人物もベタすぎるぐらいベタな設定の人たちばかりなのですが、だから展開に無理を感じずに最後まで楽しむことができるのです。

もう、ここでこうなって、もうすぐ感動するんだろうなあとあらかじめわかっていても、感動してしまうんだから、うまいものです。

その他、時代劇ほどメジャーではない、特撮ヒーローものの撮影の裏側がいろいろわかるのもこの映画ならではの魅力でしょう。

ここらへんも、マニアではない人でも、よくわかるようにうまく見せてくれているので勉強になります。

太秦ライムライト」が制作者の時代劇全般に対する愛であふれているように、この映画も、特撮というジャンルに対する熱い思いを強く感じます。

そしてその熱量が、この映画を傑作たらしめているのだと思いました。

 

つまりはそういうことだ。