今日は一日、うっかり女子サッカーの結果を見ないように、終日ニュースサイトやSNSには一切アクセスしないように注意して、情報をシャットダウンして帰宅しました。
苦労のかいあって、無事結果を知ることなく、朝の試合の録画を見ることができました。
やっぱりなでしこの試合はハズレ無しだなあとか思いながら見ていたんですが、最後、あー、こりゃ延長か、まあ延長になったらなでしこのほうが有利だしな、とかいうながれの最後の最後、あのオウンゴールには、思わず声出てしまいましたよ。
すげえ。
このチームは大きな大会ごとになんでこんなにミラクルを起こすのか。
正直、オリンピック後のなでしこは、若手の台頭がなくて世代交代が進まず、その上、澤アニキが抜けた穴が埋まらずに、いつまでたってもチームの形が定まらず、宮間ボランチで迷走していたイメージだったので、この大会、最悪、グループリーグ敗退もあるかもしれないと思っていたのに、大会が始まってみれば、またいつもの強いなでしこに戻っているではありませんか。
則夫監督の、大会にチームのピークをもっていくチームマネジメント力は、ザックやアギーレももうちょっと見習うべきだと思いました。
途中交代の岩渕はスゴかった。
岩渕もすごかったが、あのタイミングで岩渕を入れて試合の流れを引き戻した則夫監督もスゴかった。
結果的に延長に入って体力を消耗することなく、しかも近賀と澤が決勝に向けて温存できたのは、ラッキー。
いい感じですね。
それにしても決勝はまたおなじみのラスボス、アメリカが控えているとか、どんなけ完成度の高いシナリオなのか。
これが佐々木・スピルバーグ・則夫ってやつなのか。
燃えるなあ。
決勝はやっぱり最後は澤のゴールで勝利するのか、あるいはキャプテンを引き継いだ宮間のゴールで優勝か……。
なんてことが現実に起こりそうなぐらいこのチームの勝負強さは神がかっているな。
月曜日もリアルタイムで見るのはかなわないので、帰宅して録画を見るまで情報をシャッタダウンできるように今から祈っておきたい。
でも、優勝しちゃったりしたら、ネット以外のところから漏れてきそうで恐いな(電車のモニタとか、売店のスポーツ新聞とか)
まあ、あれだ。
なでしこがんばれ。
つまりはそういうことだ。