先日、目黒・東京都庭園美術館「アール・デコの邸宅美術館」へ行ってきました。
最寄り駅は、目黒か白銀台。
普段立ち寄ることのまずない、ハイソな地域でございます。
私は白銀台から行きましたので、駅から出てすぐのところにあったのが、かの有名なプラチナ ドン・キホーテ。
中にはドン・キホーテに売っているような雑多な商品が、本家とは違い、普通の量販店のごとく整然とならべられ、食品などにそこはかとなく上等なものが混じっていて、精肉店が中に入っているなど、使い勝手が良さそうでした。
個人的にはドン・キホーテは近所にいらないけれど、こういうお店ならあったら良さそうだなと感じました。
徒歩6分ほどで東京都庭園美術館に。
中に入ればどうして「庭園美術館」というのかわかります。
きれいに整備されていて、気持ちの良い空間です。
で、庭園美術館。
この建物、内装も展示物も含めて全てアールデコ様式で作られていて、ここに来れば、アールデコとはなんぞや?というのがわかって堪能できます。
実際に見てみると、アールデコ様式の家が、どうしてめずらしいのかわかったような気がしました。
家具や食器までアールデコ調だと、見る分には、おしゃれで良いのですが、使い勝手が悪そうで、住みにくそうなんですよね……。
この建物は元々、皇族の朝香宮の邸宅で、戦後は外相公邸や、迎賓館としても使用されたそうです。
中をめぐると、迷子になりそうなリアル豪邸で、グリーン家とかハッター家(Yの悲劇)ってこんな感じだったのかな?みたいな妄想も膨らみました。嵐や台風の日は、ここで一夜の連続殺人ごっこがはかどりそうです。
今回の展示は、この連休で終わってしまうのですが、展示物のみならず建物そのものも含めて鑑賞できるなかなか良い体験ができますので、もし気になるようでしたらどうぞ。
つまりはそういうことだ。