セレッソ大阪に明日はあるか OVA「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」を見た

セレッソ大阪ファンのおまえに、悪いニュースと、とても悪いニュースがあるのだが、どちらから聞きたい?」
「どちらも聞きたくないが…。とりあえず悪いニュースから聞かせてくれ」
センターバック染谷悠太が、前節の北九州戦で負傷して、今季の残り試合欠場が決定的だそうだ」
「ああ、なんてこったい。それでなくても守備の人材が手薄だというのに…。

で、それより悪いニュースっていうのはいったいなんだ?」

アウトゥオリ監督が辞めるというのは、誤報だそうだ」

「おう…」

OVA「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」を見た

本編を見終わった後、もう一度録画を一から見なおして二周目を消化し、なお興奮冷めやらぬ間に、OVAまで見てしまった。

本編の内容を補完するイタリア戦車が中心のアンツィオ高校との戦いを描いた「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」

予想以上におもしろかった。

ファンサービスの鑑のようなみごとな作品だった。

だいたいこの手の追加エピソードは「なかったことにしておこう」ってなるものなのに、めずらしい。

イタリアはやっぱりネタとして、おいしいなあ。

知らないイタリア語がいろいろ出てきたのでついでに調べてみた。

アンツィオはイタリアの地名。

ドゥーチェはまあそうじゃないかと思ったけれど、ムッソリーニなんかをそう呼んでいた「統帥」「統領」という意味らしい。

アヴァンティがイタリア語で「前進」で、なおかつイタリア社会党の機関紙の名前なのか。なるほどなるほど。

プラウダ高校プラウダが「真理」の意味で、かつソ連のプロパガンダ紙なのと似たような感じだな。

勉強になるなあ。

貧乏ネタといい、ノリと勢いだけで統制が取れていないところといい、最後の大チョンボといい、こちらの期待にことごとく応えてくれる展開が、最高だった。

なんかイタリア人って、こういうステロタイプな外国人が登場するアニメではたいてい明るくていいやつキャラに描かれることが多くて得だな。

つまりはそういうことだ。