コスパ重視で8インチタブレットはQua tab (キュア タブ) KYT31にしました 

 去年の10月頃、8インチタブレットが欲しくてどの機種を買おうか迷っているという日記を書いたのですが

 

junichiro241.hatenablog.com

 

 去年の年末買うつもりだったのですが、今年の2月にようやくこれだ、という機種を見つけて決めました。

 京セラのQua tab (キュア タブ) KYT31という機種です。

 

 

 

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KYOCERA au Qua tab KYT31 White

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 まさかの京セラ製品。伏兵でした。

 本来はauの回線とセットで販売されていた商品なのですが、Wi-Fi専用機として利用しても問題ありません。

 ちなみに私は本当は白が欲しかったのですが、当時、他の色より2000円ほど安かったピンクを17000円ぐらいで買いました。

 今となってはどうせ長く使うのだから2000円ぐらいケチるんじゃなかったと軽く後悔しているのですが、それはさておき。

 2016年4月現在、8インチのAndroidタブレットを買おうと思っている人がいたら、選択肢に入れる価値のある一品だと思いますので、紹介したいと思います。

 (※あくまでコストパフォーマンスに優れている8インチタブレットという基準でのオススメですので、予算が許すのであれば、今でしたら、何も考えずにiPad mini4の64GB以上を買うのがベストだと思います。ええ、私だって本当はiPad miniが欲しかったですとも)

 

 キュアタブ(KYT31)のおすすめポイント

  • なにしろ安い。8インチ16GBなのに、20,000円以下。値段や性能的に競合する8インチのAmazonキンドルファイアも20,000円ぐらいですが、キュアタブのストレージが16GBなのに対し、キンドルファイアは8G(16GB版もありますが、少し高くなってしまいます)、さらにキュアタブのOSはAndroid5.1なのでGoogle Playも標準で使えます。
Fire HD 8 タブレット 8GB、ブラック

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  • マイクロSDカードが使える。まあ、Androidタブレットの大抵の機種は使えるのですが、ストレージが16Gしかなくても困らないので、ありがたいですね。
  • 液晶の解像度が1920×1200と高解像度。これが実は結構ポイントが高いです。同じ20,000円前後の価格帯の8インチタブレットは、先ほどのキンドルファイア8インチも、同じ20,000円前後の価格帯のASUSのZenPadも解像度は1280 x 800(ZenPadも上位機種は1920×1200ですが、その分値段も1万円以上跳ね上がってしまいます) 。1920×1200の解像度の製品はたいていもう1ランク上の価格帯になってしまいます。この価格帯でこの解像度は特筆に値します。メイン用途に電子書籍や自炊データの閲覧を考えていましたので、競合製品との比較でこれが決め手になったといっても過言ではありません。

 

 

  •  動作速度もそれなりで、ちゃんと動いてくれる。使っていて遅すぎると思ったことはありません(それなりに負担のかかりそうなことをさせると、やっぱり多少もたつくので、特別速いとも思いませんが)。
  • 薄くて軽い。最薄!とか最軽量!とかではありませんが、ほぼ最薄、最軽量クラスで、同価格帯の製品と比べてこの点でひけをとることはありません。普段自宅で使っていますが、外出時に携帯するのも問題ありません。
  • なんと防水仕様。この価格帯で防水というのは極めて珍しいのではないでしょうか。私は当初はこの防水機能は全く重視していなかったのですが、実際に使ってみると、意外に便利でした。キッチンで使っていても水に濡れる心配をしなくてもいいし、風呂に入ってネットをしたり、nasne経由でテレビを見たり、AmazonビデオにAmazonMusicに…と贅沢な時間を過ごせるようになりました。こんな使い方は購入前は全く想定外で、嬉しい誤算でした。風呂で使えるタブレットを探しているなら、値段を考えるとこれ一択かもしれません。
  • バッテリーはそれなりにもつ。すごくもつとはいいませんが、普通に2時間の映画を1本や2本見るぐらいでしたら、全然大丈夫ですので、バッテリーのもちが悪すぎて実用に支障をきたす心配はありません。

 

 以上のように非常にオススメなのですが、なにしろ安い製品ですので欠点が全く無いとはいいません。

 

 キュアタブ(KYT31)の残念なところ

  •  Android5.1なのに、アプリのデータをマイクロSDカードに移すことができない。これは買う前に想定していなかった最大の誤算です。Android5.0以上なら普通はできるはずなのに、なぜかこの機種ではできないのです(もしかしたら方法はあるのかもしれませんが、自分がネットでいろいろ探した範囲ではわかりませんでした)。具体的にはkindleアプリの電子書籍データやdマガジンアプリのダウンロードデータなどをマイクロSDカードに移すことができないということです。これではSDカードを使える価値が半減。非常に残念です。最近の機種だとAndroid5.0以上ならこれができる機種も多いと思うので、この点が重要な人は、買う前によく調べておいたほうがいいです。
  • 液晶が少し黄色っぽい。いわゆる「尿液晶」っていうやつです。もしかしたらたまたま私の買ったものがハズレの液晶にあたっただけで、製品そのものの仕様ではないのかもしれませんが、少なくとも私のものはそうです。電子書籍や書類などのPDFファイルを見るなどの用途では全然気にならないのですが、動画を見ると、ちょっと気のせいではすまないぐらい、画面全体、とりわけ肌の色が黄色っぽく見えて残念な感じです。ですので、タブレットで写真を管理したり、動画を高品質で見ることの優先順位が高い人は残念ながらこの製品は避けておいたほうが無難かもしれません。私の場合、キュアタブで動画を見るのは、風呂の時ぐらいでしたので問題ありませんでしたが…。
  • 充電用アダプタやケーブルが同梱されていない。これはささいな点なのですが、要注意です。あのそっけないパッケージのApple製品ですら充電用ケーブルぐらいつけているのに、それがないというのはちょっと驚きでした。まあスマホのものを流用しろってことなのかもしれません。予備の充電ケーブルがない人は用意しておく必要があります。

 

というわけで、Qua tab (キュア タブ) KYT31を2ヶ月ほど使った私の感想も参考にしてもらって、欠点も含めて納得できるなら、このタブレットはなかなか良いと思いますよ。

 

 つまりはそういうことだ。