ポケモンGOは、今日、ようやくレベル7になりました。
私が1階に住んでいるせいなのかどうかは知りませんが、どうやら自宅がポケモンの巣らしくて、部屋の中から、野生のポケモンが湧いてきます。
リアルに夏場は、虫やねずみやゴキちゃん達が湧いてくる、楽しい我が家ですが、まさかポケモンまでいっしょに住んでいたとは思いませんでした。
こんばんわ。
職場近くで、お昼休みぐらいの時間帯に、街を歩いていると、いい年したサラリーマン風のおっさん、おばはんらが、普通にみんなポケモンやっててびびります。
世界が一変するって、こういうことなんですね。
考えてみれば、スマホには、人類史上かつてないほど普及している一人勝ちのゲーム機という側面もありますから、普段ゲームをしない人まで巻き込むことに成功すれば、こんなふうに社会現象になってしまうんですね。
今、マスメディアが、このゲームを批判的に取り上げるのも、その影響力の大きさゆえでしょう。
ここまでゲームがヒステリックな攻撃の対象になるなんて、ドラクエ3の時以来かも、っていうぐらいですもんね。
人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」
先日、予告通りワンダーフェスティバルに行ったら、人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」で使われている人形の実物が飾ってありました。
大きさは川本喜八郎の人形と同じくらい。
色味は、こちらの方が蛍光色が多く、ケバくて派手です。
会場では、たまたまやっていた、主人公の殇不患ショウフカン(ShangBuhuan)を演じている声優さん達によるトークショーも聞けて、ラッキーでした。
というわけで、今日は、今、私がハマっているこの人形劇の紹介などを。
Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 PV第1弾
この人形劇、台湾の民間芸能として独自の発展をとげた布袋劇(布袋戏)と呼ばれるもので、中でも台湾で人気の霹靂布袋戲が、虚淵玄の脚本で日台共同制作したものです。
ちなみにこの「霹靂 pili」は「へきれき」、つまり「稲妻」の意味で、日本用の題名「Thunderbolt Fantasy」は、おそらくここからきているんでしょうね。
台湾で「知らない人間はいない」と言われるほど、子供から大人まで楽しまれてきた人形演劇『布袋劇(ほていげき)』。
その映像にほれ込んだニトロプラス“虚淵玄”と台湾布袋劇で随一の知名度とクオリティを誇る制作会社“霹靂國際多媒體 股份有限公司(略称:霹靂社)”が奇跡のコラボレーション。
“虚淵玄”原案・脚本・総監修、“霹靂社”制作による完全新作の日台合同映像企画、武侠ファンタジー人形劇『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』が今ここに開演!(公式サイトより)
本家の霹靂布袋戲台湾版では、他の霹靂布袋戲同様、ナレーションや女性キャラも含めて全ての登場人物を、なんと一人(黄匯峰)で演じているそうですが、日本版でそれをやってしまうと、それでなくてもなじみのない布袋劇が、ますますとっつきにくくなることを危惧してか、普通に、キャラ一人につき一人の声優、ナレーションも専門の人が演じています。
基本、日本語吹替なのですが、時おり呪文のごとき詩が読まれる時は、原語の闽南语(福建、台湾などで使われている方言)そのままです。
(闽南语は、普通語とはずいぶん違うので、私も詩の場面では、何を言っているのかさっぱりわかりません)
丹翡 タンヒDanFei 中国ものらしく、可愛らしい外見とは裏腹に、激しいアクションを軽々とこなし、とにかく強いです。ついでに気も強いのも中国風。
で、肝心の内容ですが、
これがもう、すごいんです。
今までの人形劇の概念を覆されます。
スピーディな動き、アニメっぽい迫力ある演出、とにかくクオリティが高くておもしろいです。
騙されたと思ってとにかく一度、見てください。
日本人にあまり馴染みがない「中国武侠もの」ながら、虚淵玄が脚本をやっているだけあって、日本人でも既視感のある展開や、キャラクター、セリフ回しとなっていて、とてもとっつきやすくなっています。
現在すでに3話まで放送済みですが、GYAOやhulu、バンダイチャンネルなど、探せばまだネットで1話から見ることが可能なところはありますので、そこで見れば、今からでも充分追いつけます。
テレビだけでなく、ニコニコでも放送していますので、ぜひ一度ご覧あれ。