Kindle Paperwhiteで中国語書籍にピンインを併記する機能をさっそく使ってみた

 Twitterを登録して、8年以上になるのですが、最近の投稿で、初めて100を超えるリツイートをもらい、びっくりしています。

 これまで最大でも10RTもいかなかったのに。

 件のツイートがこちら

 

 

 今現在で244RT。

 すっげー。

 

 言及させていただいた元サイトがこちら

mandarinnote.com

 

 そのサイトの更に情報元になったのがこちら

haipaitianxin.blog.fc2.com

 

 というわけで、私のツイートは孫引きだったのですが、このリツイートの勢いのすさまじさが、分かる人には分かる、いかに画期的な新機能なのかということを証明しているように思います。

 

 で、自分もさっそく試してみました。

 

 まずは、手持ちの中国語書籍を開きます(中国語書籍は自分でどうにか入手してくださいw)。

 

 中国語書籍を開いた状態で右上の設定を開けると下に「拼音」の文字が。

 これをクリックすると、ピンインをダウンロードしてくれます。

 

 なんということでしょう!

 ピンインと、もちろん声調記号もほぼ全ての文字にちゃんとついています。

 ただ、その副作用で、文字間が通常よりすこし空いているので気になる人は気になるかもしれません。

 そこで、画面右下の「拼音」の文字をクリック。

 

 なんと、ピンインをどの程度表示するか、調整できます。

 このスライダーを左に。

 

 なんということでしょう!

 ピンインが表示される文字こそ、比較的難しそうな漢字だけに減ってしまいましたが、文字同士の間隔は、ピンインがなしの時と同様になって、見やすくなりました。

 

 ちなみにこれがピンインゼロ。

 初期状態です。

 

 ちなみにこの丸っこいフォントは「圆体」というものです。

 日本語フォントでいうと、「宋体」が明朝、「黒体」がゴシック、「楷体」が楷書体で「圆体」がポップ、といったところかな。

 

 中国語の原書って、読んでいると知らない単語の発音を調べたくなるし、調べたら書き込んでおきたくなるからKindleは使いにくいし、紙の本でそんなことしていると、いつまでたっても、読書が進まなくて内容を忘れてしまうしで、ほとんど読めてなかったんですが、この機能のおかげで、かなり中国語書籍をKindleで読むことのハードルが下がりそうです。

 もっと初学者の頃にこんな環境があったら、どれだけ楽に勉強できたか、と最近学び始めている人たちが羨ましくなるぐらい、すごいバージョンアップでした。

 

 今回のに限らず、Kindleのソフトウェアの進化は本当に文句ないんですが、ハードウェアの方、いいかげんOasisとかVoyageみたいな、値段と解像度が高いだけのしょうもない端末じゃなくて、サイズのでかいKindleだしてくれませんかね…。