「新解釈・三國志」を見ました

 近所に、業務スーパーがあるので、利用しています。

 業務スーパーで買える食材の中で、私のオススメはピータン

 


【食わず嫌い】人生初!ピータン(アヒルの卵)食べてみた。

 

 人を選ぶ食べ物ですので、だめな人はどう料理しようがダメだと思いますが、そうでないなら、基本、玉子ですので、どう使っても問題ありません。

 最初の頃は、ピータン豆腐にしたり、ピータンを使った料理を検索で探して、何らかの料理を作ったりしていましたが、今は、面倒くさいので、何もかけずにそのまま食べたり、ラーメンに入れたり、ご飯に入れて混ぜたり、サラダにしたりと、適当に使っています。

 単品で食べる際に合わせる調味料も、醤油でもマヨネーズでも、黒酢でも、なんでもいいですよ。

 今、私の中でピータンブームですので、冷蔵庫の中には常に常備されております。

 

「新解釈・三國志」を見ました


映画『新解釈・三國志』メイキング映像第一弾【12月11日(金)公開】

 

 結論から言うと、面白かったです。

 期待値が低かったから、というのもありますが、全力でがんばって、すべっていたレッドクリフよりは、ずっとうまくいっていたと思います。

 もう本家中国で、本格的な三國志ドラマが作られていて、配信でいつでも見られる時代ですので、わざわざ日本で、正攻法でまともな三國志ドラマを作る意味は、ありませんからね。

 レッドクリフもそうだったんですが、なんだかんだで、定期的に三國志作品を映画でやってくれると、これをきっかけに三國志に触れるご新規さんを獲得できるかもしれませんので、それだけでもこの作品の意義はあります。

 ネット上での評判は、案の定というか、賛否両論のようです。

 これを見て怒っている三國志ファンの人は、そういう広い心で暖かく見てあげて欲しいです。

 地道な活動は、大事です。

 

 「新解釈」というとたいそうですが、改変も、常識の範疇にとどまっていて、解釈に関して、そこまでの斬新さはありません。

 過去には、「金髪の曹操」や「女体化した于禁」が出てくる作品もありますので、日本で作られるものとしては極めて穏当な解釈の三國志となっております。

 

 言ってしまえば、三國志コント番組なので、大泉洋の出てくるバラエティ番組が好きなら、笑えるでしょうし、その内輪の雰囲気に合わない人は、笑えず、退屈かもしれません。

 爆笑ではなく、断続的に「ふふっ」となる笑いを矢継ぎ早に繰り出すスタイル。

 必ずしも全部が面白いわけではないけれど、つまらないネタも含めて物量で押してくるので、よほどひねくれてみなければ、どこかでは笑えると思います。

 「水曜どうでしょう」を三國志のコスプレでやっているような感じ、というと褒めすぎですが、まあ、そんな感じです。

 基本安っぽい作りですので、どちらかというと、映画よりもテレビドラマに向いた作風だと思うのですが、日本では、この程度の規模の作品でも、映画だからこそできたことで、大河ドラマならまだしも、民放のテレビドラマでは予算的に厳しいのかもしれないですね。残念ながら。

 

 好きなシーンは糜婦人の井戸へのダイブと、赤壁の戦いでの、牛肉を使ったオチのシーンです。

 個人的には気に入ったので、この映画がヒットして、赤壁後を描いた続編が作られるといいなあ、と思っているのですが、さすがにそこまでは難しいですかね。

 映画で三國志をやると、いっつもクライマックスが赤壁の戦いになるので、いいかげん、飽きてくるんですよね。

 (ものすごく個人的には孔明の南蛮征伐のエピソード「だけ」で3時間とか、作って欲しいんですけれど、無理だろうなあ。もちろん予算も存分にかけて、大真面目にやるの)

 わざわざ映画館で見る必要があるかというと、疑問ですが、今後、配信サービスに入っていたら、見て損はないと思いますよ。