今年をふりかえるに、プロの芸人やギャグ漫画家や虚構新聞が霞む信じられないようなふざけたキャラクターや事件が大量発生した一年だったように思うが、最後の最後に滑りこみですごいのが来た。
「生活の党と山本太郎となかまたち」に党名変更 :日本経済新聞
政党名もさることながら、小沢一郎、谷亮子、山本太郎という構成員もスゴイ。
ひとりひとり、ものすごく濃いキャラクターで、全く別のベクトルを持った人達で構成されていて、まるでキン肉マンソルジャー率いる「超人血盟団」のようなごった煮感がある。
そして「山本太郎となかまたち」といえばまんまこれ。
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むしろここまできたらどうして「ゆかいな」をつけなかったのかと思ってしまう。つけなくても勝手に脳内補完してつけてしまうけれど。
珍遊記と言えば、エポックメイキングな作品で、中学生だった当時、コミック一巻が発売後すぐに地元の本屋から消えて、買えた同級生がものすごく得意げだったのを今でも覚えている。
こうやって見ていくとだんだん、むしろこの面子にふさわしい政党名のような気がしてきた。
ここに鳩山由紀夫が加入してももはやなんの違和感もない。いや、むしろ加入するのが自然なような気すらしてくる。
来年以降、悪い意味で政界の台風の目になりそうな「生活の党と山本太郎とゆかいななかまたち」の動向に、注目だ。
つまりはそういうことだ。