セキセイインコはじめました

 あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくおねがいします。

 おみくじは、吉でした。

 

 さて。

 近況ですが、

 マンガワンというアプリで無料公開していた「ラーメン発見伝」にハマり、毎日、アプリのライフが許す限り、読み続けるという、ラーメン発見伝漬けの毎日を送っております。

 おかげで、日々の献立におけるラーメンの比率が、令和四年に入って急上昇。

 私が既存のグルメ漫画のお約束に感じていた不満とか、疑問に、作者なりの答えが出ているところが良いですね。

 「どうしてグルメ漫画って後攻が圧倒的に勝率高いんだよ」とか「そもそも、飯のうまいまずいなんて、料理評論家ならともかく、ほとんどの人にとって、一定レベルを超えたら後は好みだろ」とか、「そりゃ、料理に最高の素材を使えば、おいしくもなるだろうけれど、そんなものでうまいものができても、商売としてやっていけないだろ」とか、「そもそもうまいものを出せば、店が繁盛するなんて、発想がナイーブすぎやしないか」とかそういうやつ。

 美味しんぼにおける海原雄山的ポジションのラーメンハゲが出てくる回は、テンションが2~3割上がります。

 

セキセイインコはじめました

 昨年12月24日に、セキセイインコをお迎えしてしまいました。

 11月半ば生まれなので、生後1ヶ月半ぐらい。

 名前は、チロル、チョロロ、カブレラなどいろいろ迷ったのですが、最終的に「あなご」に決定。

 ちなみにカブレラが候補にあったのは、プロ野球選手のカブレラの誕生日が12月24日だからです。

 オスかメスかはまだわかりませんが、ペットショップの店員さんによると、おそらくオスだろうとのこと。

 せっかくなので、これを機会に簡単な動画編集を学んで、Youtubeも始めてみました。

 iPadに標準で入っているiMovieで作りました。本当に必要最低限の機能しかない分、やりたいことを探すのに時間が取られないし、軽くて使いやすいので、私には当分、これで十分そうです。

 Appleのこういうシンプルで使いやすいバンドルされている基本ソフト、本当に良いですね。

 昔、初めて買ったiMacについていたクラリスワークスも使いやすくて良かったのを思い出しました。

 

www.youtube.com

 

 あなごかわいいよあなご。

「M-1グランプリ2021」  採点表

 今年のM1を採点したので、メモとして。

 

 私はTHE MANZAIも年初のお笑い番組も見ない人なので、お笑いが好きなのではなくて、コンテストとしてのM1が好きなのだと思います。

 極論をすれば、漫才が見たいんじゃなくて、審査員のコメントを聞きたくて番組を見ている感じ。

 そして、審査員が採点する前に自分でも評価してみて、彼らと一致するところと相違するところ、評価ポイントなどの答え合わせをするのが面白い。

 歌番組とかでも、そういうの、あったら面白いと思うんですけれどねえ。プロがプロをガチで評価して順位をつけるようなやつ。

 

評価は10点満点で。

1,モグライダー 6

2,ランジャタイ 4

3,ゆにばーす 7

4,ハライチ 8

5,真空ジェシカ 8

6,オズワルド 8.5

7,ロングコートダディ 8

8,錦鯉 7

9,インディアンス 6

10,もも 6

 

決勝

インディアンス 6

錦鯉 7

オズワルド 7

 

 総評としては、全体的にレベルは高かったけれど、天井は低かったかなと言う感じ。M1再開後の第11回大会以降は、ミルクボーイが優勝した回を除き、ほとんど毎回そうといえばそうなんですが。

 

 これは仕方ないことなんですが、後ろへ行くほど、場が温まってきて、笑いをとりやすくなるから、順番が後ろのほうが圧倒的に有利なんですよね。

 審査員の点数も、後ろへ行くほど甘くなる傾向がありますし。

 今回のように実力が拮抗していると、なおさらその傾向が顕著で、前半のコンビたちは少し気の毒に思いました。実際、決勝に残った組は6番目以降ばかりでした。

 

 それから、これもレギュレーション上、仕方ないんですが、本来一番盛り上がるはずの最終決戦は、たいていの組が一回目ほど面白くない。今回は特にそうで、決勝の3組しか見ていない人は、「今年のM1もつまらなかったな」と思いかねないぐらいのレベルでした。悪い意味で、今年の決勝は、みんな「誰が優勝か予想できなかった」のではないでしょうか。

 

 私はM1を見て、「あ、これは新しい、面白い」と思ったコンビは、大会後、Youtubeでもう一度見直したり、過去の他の作品を探して見たりするんですが、昔は毎回、そういうコンビが1~2組ありました。  

 でも、M1再開後の2015年の第11回以降は、そう思うほどのコンビはほとんどいません(ミルクボーイ1組だけです)。

 

 M1を見る楽しみの一つとして、新しいお気に入りのコンビを見つけるというのがあるのですが、今回もそういうコンビは見つけられなかったのは残念でした。

 今年初出場のコンビに、もうちょっとで化けそうなコンビも何組もいましたので、来年に期待します。

 

(追記)

 純粋にお笑い番組として、M1直後に放送していた「くりぃむナンタラ」の「次の審査員は俺だ-1グランプリ」の方が、何倍も面白くて、声出して笑ってしまいました。

tver.jp

遠藤正敬「犬神家の戸籍 「血」と「家」の近代日本」

 年末です。

 今年のトピックとして、外せないのが、眞子さんの結婚、皇籍離脱だと思います。

 そして、夫婦別姓制度に関する議論が盛り上がったのも記憶に新しいです。

 これらの出来事をきっかけに、日本の家族制度について、もっと知りたくなったという奇特なあなた、そんなあなたにぴったりな本があります。

 

犬神家の戸籍 「血」と「家」の近代日本

 日本を代表する家族の一つ、犬神ファミリー。

 ちょうど最近、映画とドラマで「犬神家の一族」を見たところだったのもあり、読んでみました。

 なんかいかにもよくある漫画やアニメの謎本(古くは「磯野家の謎」とかそういうやつ)っぽいんですが、副題にあるように、小説に出てくる犬神家をモデルに、戦後の日本の戸籍制度について考察するという、学者さんの書いた少し堅めの本です。

 

 普段はあまり意識することのない戸籍について、明治民法と戦後の現民法との違いや、中国と日本の「血」と「家」に関する考え方の違い、戦争で戸籍が一部消失したことによる混乱(こちらは、松本清張の「砂の器」でネタになっていますね)なんかも含めていろいろわかり、おもしろいので、ミステリファンや、犬神家の一族好きにはおすすめです。

 戸籍上の記載における「私生児」と「庶子」の違いなんて、この本で初めて知りましたよ。

 

 他にも、民法を勉強したことがある人ならご存知だと思うのですが、相続には「遺留分」ってのがあります。

 この作品に限らずミステリを読んでいるとたまに「誰それに遺産の全てを与える、他のやつには一切やらん」みたいな遺言があったりするんですけれど、本来相続する権利がある人間の取り分をゼロにする遺言って、たとえ遺言書があろうと、認められないはずです。

 

 この作品の場合は、時代が戦後すぐの話なので、そのころはそういう制度はなかったという設定かな?と勝手に想像していたのですが、明治民法でもすでに遺留分の概念は存在していたのがこの本をよんでわかりました。

 「犬神家の一族」では、弁護士も立ち会いのもと、遺言が公開されているので、弁護士がそれを知らないはずはなく、本来なら、本作のような遺言を巡る争いは、設定上、成り立ちません。

 まあ、それだと話が盛り上がらないんで、フィクションだし、いいんですけれどね。

 

 考えてみれば、横溝正史の諸作ぐらい、婚外子や内縁の妻、養子などイレギュラーな家族構成の例が豊富にある作品はそうそうないわけで、戸籍や相続に関する説明の例に横溝作品を使うのは、結構ありのような気がしてきました。