『うつヌケ』大ヒット御礼 田中圭一×井上純一 トーク&サイン会

 今日も闘莉王が得点を決めたみたいです。

 得点を決めるだけでニュースになる男といえば、これまではカズ一人でしたが、闘莉王のおかげでさらにJ2のおもしろ成分が高まっているようで結構、結構。

 こんばんは。

 『うつヌケ』大ヒット御礼 田中圭一×井上純一 トーク&サイン会

 3月29日ですのでもう1ヶ月以上前になってしまうのですが、漫画家の田中圭一井上純一トークショーに行ってきました。

 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

 

中国嫁日記 (六)

中国嫁日記 (六)

 

 

 内容は、作品の内容にはほとんど触れず、もっぱらギャグ漫画論、エッセイ漫画論でした。まあ、そこらへんは、井上純一がいるので想定内でしたが、印象に残ったのは

  • 今、ギャグ漫画が絶滅の危機に瀕している。ここ数年、誰もが知っているレベルの大ヒットギャグ漫画はほとんどない。過去にギャグ漫画を描いていた人が軒並みエッセイ漫画を描いている。
  • ギャグ漫画家の描くエッセイ漫画は面白い事が多い。なぜなら、ギャグ漫画家は世間から一歩引いたところから客観的に事象を観察しなれているから。
  • ギャグ漫画家というのは、常識人が多い。漫画家同士で草野球をする時、ギャグ漫画家のチームはみんな時間通りに集合時間に集まって、遅刻しない。普通、漫画家は、こういう時、時間通りに集まらないのは当たりまえ、ドタキャンも普通にあり、しかも遅刻しても「謝らない」
  • 今は素人も気軽にギャグをネットで発表することができる。しかも彼ら一人一人にとっての一生に一度レペルの渾身のギャグと、常に新しいギャグを考え続けないといけないプロのギャグ漫画が比較されるのだから、ギャグ漫画家は分が悪い。

あたりでしょうかね。

結構前ですので、もっと他にもあったと思うのですが、忘れてしまいましたので、このへんで。