最近読んだ漫画

 漫画は人気漫画ほど巻数が多くなるので、小説よりも、場所をとるのと高くつくという物理的、経済的事情により、避けがちだったのですが、レンタルコミックや電子書籍の普及のおかげで、漫画を読むハードルが以前よりずいぶん下がって、よく読むようになりました。

最近読んだ漫画

  準決勝の臨海女子や有珠山高校が、キャラも特殊能力もぜんぜん魅力的でなくて、ここ数巻、あまりおもしろいと思えず、惰性で読んでいたのですが、5位決定戦が始まって、がぜんおもしろくなってきました。

 阿知賀編もそうでしたが、主人公チームにあんまり魅力がないのも、この漫画の特長かな。

 決勝より、こっちの方がおもしろくなりそう。

 私は姫松推しです。

 

 

  内容がヘビーな漫画で、読んで陰鬱な気分になりがちなので、少しずつ借りて読んでいるのですが、有名な作品だけあって、おもしろいです。

 こんなすごいものを原作なしで描いてしまう作者はいったいなにもの?と気になってウィキペディアで調べてしまいましたよ。

 

中間管理録トネガワ(4) (ヤングマガジンコミックス)

中間管理録トネガワ(4) (ヤングマガジンコミックス)

 

  4巻になってもおもしろさのテンションが落ちない。

 すごい。

 

  いろんな人が描いているのでアタリハズレは当然あるものの、おおむね満足できる。どれも公式のアニメよりは、ずっとよくできている。

 人気高すぎの鹿島がほとんど出てこなくて、安易なキャラ人気に頼っていなかったのは好感度高し。

 

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

 

 話題のこの作品、確かに面白い。

 レズ風俗そのものが話のメインではないので、そこに期待すると肩透かしを食う。

 大きなくくりで言うと、こじらせ系女子もの。

 自意識と社会との折り合いがなかなかつけられない葛藤がメインのテーマなので、男性でも女性でも、どんな環境にある人でも、よほど人生が順調に進んでいる人でなければ、共感できる部分が多いんじゃないかな。

 

マンガでわかる統計学入門

マンガでわかる統計学入門

 

  この手の漫画つき入門書って、文章や数式だけでは理解しがたい部分を、漫画にして理解を助けるのが本来あるべき姿なのに、簡単な導入部だけ漫画を使い、肝心の難しい部分が文章の羅列の普通の参考書みたいになっている残念なものも多いのですが、これは、なかなかよくできていると思いました。

 ただ、(この手の本にありがちですが)序盤ではすっげえアホだった主人公が、後の方では、一度習ったことは忘れないし、新しい概念も簡単に理解して、すいすい新しい問題を解いてしまう秀才になってしまって、だんだん読者(というか私)がおいてけぼりになってしまう傾向が無きにしもあらず。

 簡単な序盤の基礎より、内容が難しくなってからこそ、漫画でゆっくり、しつこいくらい多方面から説明してほしいのに…。

 でも、統計学の入門書として、基本的な用語や概念などを理解するのにいい本だと思います。