ここ数年、年末年始に実家に帰った時の初詣は、奈良県の寺社仏閣を巡っているのですが、2017年の年始は、天理市に行ってきました。
ちなみに去年は法隆寺と藤ノ木古墳。過去に東大寺、大神神社、橿原神宮などにも行きました。
去年がこちら。
天理教(てんりきょう)は、日本で江戸時代末に成立した新宗教の一つ。中山みきを教祖[注 2]とする宗教団体である。狭義には奈良県天理市に本拠地を置く包括宗教法人(宗教法人天理教)およびその傘下の被包括宗教法人(教会本部及び一般教会)を指すが、広義には中山みきが伝えた教義そのものを指す場合があり、信仰する単立の宗教法人もある。
街全体が宗教都市のようになっていると聞いていたので、どんな異世界、非日常空間の街かと期待していったのですが、あまりにも普通の地方都市だったので、拍子抜けしてしまいました。
言われなければわからないほど、ふつうのお寺でした。
お堂。
中に入れます。
天理教本部の見学が予想外にあっさり終わったので、近所にある石上神宮にお参りに行きました。
日本史を勉強した人なら「七支刀」で有名な、由緒正しい神社です。
石上神宮の神使が鶏なので、立派な鶏が放し飼いにされていました。
酉年なので、ちょうど良かったです。
鹿島アントラーズと鹿かぶりですが、鹿なら奈良のほうが本場ですからね。
バルセロナと同じ配色でずいぶんカッコいい。
で、別日ですが、東京で、今年も東京国立博物館の「博物館に初もうで」に行ってきました。
この「博物館に初もうで」の期間中、常設展に毎年の干支にちなんだ収蔵品が展示されています。
今年は鳥(酉)。
鳥と一口に言っても、鶴、鶏、鴨、鴫、鶯、鴛鴦などネタに事欠きませんので、いろいろ見られて良かったです。
その他、長谷川等伯の松林図屏風や古今和歌集なども展示されていました。
その酉年について、石上神宮の公式サイトによると
今年のエトは丁酉(ひのととり)の歳となり、エトの示すところではいろいろの障壁が取り除かれ、今までの努力が報われて、やがて新しい実りが生まれる年とされています。
だそうです。
ちょうどこのブログの主役もアヒルのことですし、今年はいい年になるよう、期待しておきます。