年始のあれこれ 天理教と石上神宮 東京国立博物館

 ここ数年、年末年始に実家に帰った時の初詣は、奈良県の寺社仏閣を巡っているのですが、2017年の年始は、天理市に行ってきました。

 

 ちなみに去年は法隆寺藤ノ木古墳。過去に東大寺大神神社橿原神宮などにも行きました。

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 去年がこちら。

 

 天理市といえば天理教

 天理教(てんりきょう)は、日本江戸時代末に成立した新宗教の一つ。中山みき教祖[注 2]とする宗教団体である。狭義には奈良県天理市に本拠地を置く包括宗教法人宗教法人天理教)およびその傘下の被包括宗教法人(教会本部及び一般教会)を指すが、広義には中山みきが伝えた教義そのものを指す場合があり、信仰する単立の宗教法人もある。

天理教 - Wikipedia

 

www.tenrikyo.or.jp

 

 街全体が宗教都市のようになっていると聞いていたので、どんな異世界、非日常空間の街かと期待していったのですが、あまりにも普通の地方都市だったので、拍子抜けしてしまいました。

 天理駅から徒歩で商店街をぬけると、ほどなく天理教本部に。

 

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 言われなければわからないほど、ふつうのお寺でした。

 

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 お堂。

 中に入れます。

 

 天理教本部の見学が予想外にあっさり終わったので、近所にある石上神宮にお参りに行きました。

 日本史を勉強した人なら「七支刀」で有名な、由緒正しい神社です。

 

日本書紀』に記された「神宮」は伊勢神宮石上神宮だけであり、その記述によれば日本最古設立の神宮となる。

石上神宮 - Wikipedia

www.isonokami.jp

 

 石上神宮の神使が鶏なので、立派な鶏が放し飼いにされていました。

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 酉年なので、ちょうど良かったです。

 

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 おまけ。天理市内の商店街にあった奈良クラブの看板。

 鹿島アントラーズと鹿かぶりですが、鹿なら奈良のほうが本場ですからね。

 バルセロナと同じ配色でずいぶんカッコいい。

 

 で、別日ですが、東京で、今年も東京国立博物館の「博物館に初もうで」に行ってきました。

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 この「博物館に初もうで」の期間中、常設展に毎年の干支にちなんだ収蔵品が展示されています。

 今年は鳥(酉)。

 鳥と一口に言っても、鶴、鶏、鴨、鴫、鶯、鴛鴦などネタに事欠きませんので、いろいろ見られて良かったです。

 その他、長谷川等伯の松林図屏風や古今和歌集なども展示されていました。

 

 その酉年について、石上神宮の公式サイトによると

 

 今年のエトは丁酉(ひのととり)の歳となり、エトの示すところではいろいろの障壁が取り除かれ、今までの努力が報われて、やがて新しい実りが生まれる年とされています。

 

 だそうです。

 ちょうどこのブログの主役もアヒルのことですし、今年はいい年になるよう、期待しておきます。