気がつけば、定期視聴している番組がずいぶん増えてしまっている。
アニメだけでも結構な数になる。
見ているアニメが、なかったり、1本程度だった時期もあったのに、これはいったいどうしたことか。
というわけで、今見ているアニメとドラマの現時点での感想を。
1,ゲゲゲの鬼太郎(第六期)
今調べたら、子供の頃、見ていたのは、夢子ちゃんがでてくる3期だった。
それ以来、全く見ていなかったのだが、久しぶりに、現代リメイクがどうなっているか、と視聴してみると、なかなかおもしろい。
猫娘はもちろん、西洋妖怪達にしても、こんなふうにアレンジするのね、みたいなキャラデザインでも楽しめるし、スマホがある世界観で生きる妖怪たち、という新鮮さもある。
ストーリーも子供だましのようなものばかりではなく、時々どきっとするような展開やオチで不意打ちを食らわされたりする。
早くぬらりひょん先生がみたいな。
2,荒野のコトブキ飛行隊
ガルパンおじさんとしては、見とかないとだめなんだろうなあというなかば義務感で視聴。
今回は、西部劇と戦闘機という組み合わせ。
世界観といい、CGの使い方といい、なかなかおもしろいことやっているなあ、でも、これ、うまくやるの相当難しいぞ、という意味でとても好感がもて、応援したい気持ちはあるのだが、いかんせん、なかなかおもしろくならない。
ガルパンほど荒唐無稽な設定でないぶん、少しシリアスめなストーリーのわりに命のやり取りをしているという重さが感じられにくく、軽さと重さのバランスが今ひとつで乗り切れない。
終盤盛り上がることを期待する。
TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」ダイジェストPV
5部は、スタンド能力が複雑になりすぎて、ごちゃごちゃした絵もあいまって、原作でストーリーを追うのがしんどかったので、アニメになってくれて、ようやくおもしろさがわかった。
キツめの配色や、キャラデザイン、イタリアの情景などが荒木飛呂彦の絵と融合して、絵的には5部が頂点かな、と思うので、オールカラーで動くこの世界を見ているだけで楽しい。
アニメ化に際して、3部、4部、5部と絵のテイストがそれぞれ内容に合わせて変わっているのもいいね。
ゴールド・エクスペリエンスは能力がわかりにくすぎる上に、万能すぎて、つまらない。
スタンド能力で危機を脱しても、後出しジャンケンをされたような気になることが多くて、いまいちカタルシスを感じないんだよなあ。
4,どろろ
TVアニメ「どろろ」 オープニング・テーマ 女王蜂「火炎」OPノンクレジット映像
原作は未読。
評判がすごくいいのも納得。内容が内容だけにすごく真面目に作っているんだろうなあ。
そこまで夢中になって見ているわけでもないのだけど、作品としてよくできているので、惰性で見ている。
あんまり感想が思い浮かばないのもそういうこと。
タイトルでおもしろそうだったので、見始めたのだが、弱っちいスライムに転生してしまって、四苦八苦しながら生き延びる話を期待したのに、実際は真逆で、いわゆる俺TUEEEEもので、がっかり。
この作品で一番優れているのはタイトルだな。、
逆によくここまで、無敵状態でストーリーを展開させられるなと関心しつつ、なんとなく惰性で見続けている。
見るのをやめるほど、つまらなくもないから困るんだよな…。
6,けものフレンズ2
TVアニメ『けものフレンズ2』OP主題歌「乗ってけ!ジャパリビート / どうぶつビスケッツ×PPP」(アニメPV)
もともと監督の作家性に頼って傑作になった作品だったので、監督が交代して、おもしろくなるはずがないとわかっていたけど、ひどいわー。
たぶん、こんなふうにひどくなるだろうなあという、悪い予想通りにひどい。
子供向けだからこれぐらいでいいでしょ的、対象とする子供に対して失礼な毒にも薬にもならないお行儀の良い作品に仕上がっている。
けものフレンズの魅力は狂気なんだよ。
あの狂気が見る人を熱狂させたんだよ。
それでも、監督を代えて2を成立させるためには、これでもかというぐらい、絵も内容もまるまるそのままにしたクオリティの高い同人誌的なアニメにするか、逆に、初代と登場キャラも絵柄もストーリーも、3DCGを使うというところも含めて、なにからなにまでゼロから違うものを作るか、どちらかしかなかった。
しかし、中途半端に前作のキャラクターや、ストーリーや、ウケた部分をを踏襲しちゃうものだから、劣化コピー以外のなにものにもならなくて、だめなところばかり目立って見てられない。
と言いつつも、クソゲーをあえて楽しむような気持ちで、毎週、楽しく見ておりますw
7,ケムリクサ
TVアニメ 「ケムリクサ」PV - 2019年1月9日 放送スタート
やっぱり「けものフレンズ」はメジャーとマイナーの融合に成功した、奇跡の作品だったんだなあ、と改めて実感する。
すごくマニアックな作りで、よくこんなの地上波で放送できたよなあ、というぐらい地味な内容。
でも見ていると、時々「けものフレンズ」感を感じる部分もあったりして、正当な「けものフレンズ2」はやっぱりこっちなんだろうなあ。
正直、微妙な作品ではあるのだけれど、回を追うごとに確実におもしろくはなってきているので、このまま大化けするかも?という期待はまだ残っている。
8、トクサツガガガ
今回挙げてきた作品群の中で、今、唯一、毎週見る前から楽しみにしている作品。
他のは急に来週から見られなくなっても「ま、いっか」ぐらいの思い入れしかないが、これだけは最後まで見ないわけにはいかない。
毎回、期待のハードルを軽々と超えてくれるすごいドラマ。
ダウントン・アビー以来の衝撃。
まさか日本のドラマでここまで、俳優の演技に夢中になれるとは思わなかったわ。
顔の表情や間のとり方、声のトーンなど、大げさな演技をすることなく作り出す感情表現が最高すぎる。
良い役者さん、そろえてるよなあ。
吉田さんの一挙手一投足に夢中ですw