今週のお題「芸術の秋」 その2 最近行った美術展いろいろ
今週のお題「芸術の秋」 その2 最近行った美術展いろいろ
最近行った美術展。
まずはロートレック。(来年1月8日まで)
丸の内の三菱一号館美術館では、ロートレックや彼と同時代の作家たちの美術展が。
美術に興味がなくても筒井康隆の「ロートレック荘事件」でこの作家の名前を知っている人も多いでしょう。(私もそれで知ったクチです)。
この作品はミステリで、確か、舞台となる洋館にロートレックの絵がたくさん飾ってあることからロートレック荘と呼ばれていたんだったっけな(随分昔に呼んだのでうろおぼえですが)?
文庫版では確か、挿絵代わりにロートレックの作品のカラー写真が収録されていたはず。
事件が直接ロートレックやその絵画と関係があるわけではないので、いったいなんでこの作品のモチーフがロートレックなんだろう?と読んでいて思った人もいるかもしれませんが、ロートレックその人がどういう人なのかを知っていると、意味がわかるようになっています。
そんなロートレックや同時代の作家たちのリトグラフ(版画)を集めた展覧会がこちらです。
ミュシャ同様、今のイラストレーションに通じるものがあり、日本人好みの作家さんです。
撮影可能なコーナーもありました。
有名なパリのキャバレーの黒猫のポスターも。
ロートレックではなく、スタンランの作。
ロートレックの代表作といえばこれ。
おっさんばっかり。
そして、東京駅構内の、東京ステーションギャラリーではシャガールが。(12月3日まで)
絵は少なめ、彫刻多めかな。
シャガール自体、単体での展覧会は少ないので、貴重な機会。
おまけ。
もう終了してしまいましたが、10月に日比谷駅直結の出光美術館で、江戸の琳派展も見ました。
パナソニックやブリジストンもそうですが、出光も良い美術館もってますなあ。
そんなところ。
後は、今年中にカンデンスキーとか、
あたりをみたいなあと考えております。
特に「古代アンデス展」は絶対行きたい。
今週のお題「芸術の秋」 映画「ゴッホ 最後の手紙」 動く油絵アニメーションでゴッホの死の謎に迫るミステリー
今週のお題「芸術の秋」
ちょうど、はてなブログの今週のお題が芸術だったので、久しぶりにアート関連を。
見ての通り、油絵でアニメやってますw
途方もない手間がかかるのが容易に想像できる、油絵によるアニメーションですので、予告を見て興味が湧いた人なら、見に行って損はないかと。
映画の冒頭に「この映画は100人以上の画家が参加しています」みたいなことが字幕で出てくるので、最初「おーすげー!」と思ったのですが、よくよく考えてみれば、アニメなんて、それが当たり前で、普通のアニメにいちいち「この映画は100人以上のアニメーターが云々」なんて言いませんよね…、いや、アニメよりいろいろ大変なのはわかるけれどさ。
さすがに全編油絵というわけではなく、過去の回想シーンは実写っぽいです。
この圧倒的な映像体験の前には、ストーリーなんて正直どうでもいいのですが、一応、自殺したと言われているゴッホの死の謎に迫るミステリー仕立てのお話になっています。
これをわざわざ見ようという人に、ゴッホの人生や、彼の絵をあまり知らない人はいないとは思うのですが、主人公がゴッホの死の直前に関わった人たちに、彼の自殺直前の様子を聞いていくスタイルで話が進むので、これを見れば、ゴッホの人生を一通りトレースできます。
ゴッホは本人の人生そのものも込みで、ゴッホという作品みたいなものなので、それを見ているだけでおもしろいのですが、この人のエピソードや周囲の人の証言を聞いていると、本当に教科書通りの典型的な発達障害の人っぽいです。
逆にそう考えると、彼のすべての行動や発言が腑に落ちるというか。
予告編の通り、彼が描いたタンギー爺さんなど、有名な肖像画の人物が、登場人物として多数出演します。
背景もゴッホの名画そのままですので、これを見ると一通りゴッホがわかるという仕組み。
で、肝心の映画としてはどうなのかというと、決してつまらなくはないのですが、ストーリーが今ひとつ盛り上がりに欠けるのと、画面の構図や演出が画一的で平板なので、退屈を感じるのは、覚悟しないといけませんw
これを見ると、普段何気なく見ている、日本やディズニーのアニメの演出が、いかに洗練されているのかがわかります。
この明らかにマイナー感ただよう作品、東京ですらやっているところは少ないのですが、私は御徒町のTOHOシネマズ上野で見ました。
後で知ったのですが、ここ、今月オープンしたばかりだったんですね…。どうりで正直、大して大きくもなければ魅力も乏しい普通の百貨店なのに、妙に混雑しているなあと思ったわけですw
当たり前ですが、最新の自動券売機が充実していたり、座席も綺麗で立派だったりで、快適な映画館でした。
ゴッホの絵が動く、という誰でも思いつきはしても、実現するためのハードルを考えると、なかなかやろうとは思えないことを成し遂げたこの作品(将来AIがもっと発達するれば、うまく省力化して、こういう作品を作ることができる未来は有り得そう、とも思いましたが)、その努力に敬意を表して、ぜひ映画館の大画面で見たいところです。
そんなに長くやっているとも思えない映画ですので、気になった方は、早めに行ったほうが良いですよ。
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地元の本屋さんに一冊だけ置いてありました(東京なので、売れすぎて一冊しか残っていなかったのではなくて、おそらく一冊だけ、おつきあいで置いてくれたのでしょうw)。
Amazonや電子書籍、そして図書館の本のネット検索が便利になりすぎて、なかなかリアル書店で本を買う機会がありません。
その上、都会は大型書店もそこかしこにあるので、町の本屋さんの経営はさぞかし厳しかろうということで、できるだけ本は地元の本屋で買いたいという気持ちはあるのですが、結局欲しい本が置いてなかったりするので、なかなか買う機会がありません。
たまたま今回はうまいぐあいに、買えて良かったです。
ワクワクしながら読んでいると、衝撃のコメントが。
ソウザ「今回のタイトルは、去年から積み上げたベースがあったから。なので、タイトルは大熊前監督に捧げたい」
お、おう…。
たぶんネットニュースのどこにもない(エルゴラでもソウザの大熊前監督に関する言及はなし)、このコメントを読んだだけで、この特集号、買った元は十分とれましたわw
ソウザはすごくいいやつだ。間違いない。
そして、ソウザにここまで言わしめた大熊さんも、きっと人間的には素晴らしい人に違いないw
明日はブラジル戦
とりあえず、杉本と山口が怪我しなかったら、それで十分ですw
できたら使わずにベンチで休ませてあげて欲しいw
とはいえ、今の日本代表に山口は欠かせなくなってしまったし、杉本はセレッソのブランドイメージ向上のための広報活動と、来年以降の海外移籍のための就活もあるので、出してもらわないと困るといえば困るので、出たほうがいいか…。
出すなら、ベルギー戦で使ってあげて、ゴールを決めてくれるとパーフェクトですね。
せっかくヨーロッパで試合をやるのに、香川と岡崎を入れないというのもどうなんだろう(しかも今二人とも、クラブで好調を維持しているというのに)、というのはありますが、まあここらへんは当確だからこれ以上試す必要はないってことでしょうな。
もちろん、この試合でブラジルやベルギー相手に大善戦したら、香川、岡崎とて安泰ではないでしょうが、まあ、ないでしょうw
まぐれはワールドカップ本番までとっておいて欲しいところです。
私は今のところ一応、ハリルホジッチは支持しています。
なんだかんだ言っても、結果をちゃんと残している以上、文句をつけるほうがおかしい。
ハリルホジッチになってから、日本代表はちっとも強くなっていないとは思うし、連携の成熟も、チームとしての積み上げもないに等しいので、批判されても仕方がない面もあるとは思うのですが、こんな風に対戦相手や選手のコンディションによって、スタメンや戦術をころころ変える監督というのは、ぶっつけ本番、一発勝負のワールドカップにはむしろ向いているのかもしれない、という気もしています。
そして、一昔前と違い、監督によって選ぶ選手がガラッと変わるぐらいには日本の選手層も厚くなっていますから、ようやくそのようなやりかたもできるようになっているので、ちょうどいいのではないかと。
ザッケローニで残念な結果になったので、じゃあこんなパターンはどうだ、っていうのを一度は試してみないといけないな、というのもありますしね。
日本のサッカーには、まだまだ試行錯誤が必要なんだと思います。
本当はオシムやアギーレも、それぞれアプローチが面白くて、彼らにも最後までやらしてみて、結果を見てみたかったんですけどね。
そこらへんは、本当に残念でした。
アギーレは、短期間の準備で、良いチーム作ってたから、アジアカップのグループリーグを、ちゃんとターンオーバーしておけば、絶対もっといけたはずなのにな…(でもそんな失敗をする人だと、ワールドカップでも不安か)。
それでは、せっかくですので、明日のブラジルとその後のベルギーとの試合のスコアを予想しておきます。
4-0でブラジルの勝利。
3-2でベルギーの勝利。
日本の得点は、興梠と杉本にしておきますw
くれぐれも杉本と山口は怪我をしないように!