伊藤計劃（けいかく）「ハーモニー」を読んだ　今月のkindleセール

昨日、kindleでセールの時に買っておいた伊藤計劃（けいかく）の「ハーモニー」を読み終えた。

こういういかにもSFしているSFは、「ニューロマンサー」で挫折して以来あまり読む気にならなかったのだが、これは評判が高かったのと、たまたまセールだったのとで、はたして自分に理解できるかな？と試しに読んでみたのだが、これはよかった。すごかった。

うーん。SFもあまり食わず嫌いはしないほうがいいな。長めのフィクションを読む事自体久しぶりだったのもあって、没頭して読んでしまった。

SFをあまり読んでいないのでよくあるパターンなのかどうかわからないけれど、未来社会だからといって、全ての人々が未来社会のシステムの中に取り込まれて生きているわけではない、っていうあたりがリアルでよかったな。

８月になったので、AmazonのKindle月替わりセールが更新されている。

月に一度のわりに、どうもいまひとつ。

これなら週替わりセールを４回した方がまだマシだったような気がする。

面白そうだけれど、ちょっと今、歴史物はまにあってるから、こういうのを読みたい気分じゃないんだよな。

山本鉄舟を主人公にした歴史小説。これも面白そうだけれど、ちょっと今、歴史物は（略）

もはや定番。ここまで全力で振りぬかれると清々しい。

99円だし、麻雀が全くわからなくても問題ない漫画なので、読んだことがなかったら、買ってもいいかも。こういうものをだせる自由さが日本の素晴らしさだと思う。

というわけで8月のセールは不作っぽいが、どうせAmazonのことだから、盆前のセールとかを突然始めたりするだろうから、そちらに期待かな。

つまりはそういうことだ。