私はあまり詳しくないのですが、業界用語で「アニメや漫画などの作品において物語の舞台やモデルとなった場所、ゆかりのある場所を「聖地」と呼び、実際に「聖地」を訪問すること」を「聖地巡礼」と言うそうです。
いくら作品が好きだからって、その舞台になったところまでわざわざ行くか、普通?
アニメオタクって本当にキモいですね。
ついこの間までは、私もそう思っていましたよ。
というわけで、アニメ「ガールズアンドパンツァー」の聖地、茨城県大洗町(おおあらいまち)へ行ってきました。
茨城県っていうと、関東に住んでいる人以外にとっては、東京から途方も無く遠いイメージかもしれませんが、実際には上野から大洗まで、特急を使えばざっと1時間半、普通でも2時間半ぐらいで着いてしまうので、充分日帰りが出来てしまう程よい距離の場所にあるんですよね。
関西で言うと、大阪市内から京都や神戸へ行くのと、時間的にはそれほど変わらない感覚です。
もうね、楽しかったのなんのって。
今日は、写真ばんばん貼っちゃうからね。
水戸から大洗へはラッピング電車。
外だけではなく、社内もラッピングしまくりでした。
大洗駅に着くなりこれ。
熱烈歓迎。
全国的にはほぼ無名に近い、大洗のゆるキャラ「アライッペ」。
悪くはないんだけれど、インパクトがなあ。
アニメを見ている人にはお馴染み、大洗駅。
マリンタワー内にある「ガルパン喫茶」にて、アッサムティーを頼むとこれがでてきます。
冬がシーズンなので、大洗名物あんこう鍋も食べました。
私は関西出身ですので、あんこう鍋は初めてだったのですが、「西のふぐ、東のあんこう」と言うように、関東の「ふぐ」的ポジションにある高級魚が「あんこう」みたいです。
あん肝も存分にいただき、美味しゅうございました。
あんこうそのものは、わりと平凡な白身魚の味だったのですが、肝とスープが美味しい魚ですね。
大洗を散策していると、かねふくのめんたいパークというのがあったので、ついでに入りました。明太子のうんちくもいろいろわかり、製造現場も見学できて(全て無料)、なかなかおもしろかったです。
めんたいパークのキャラクター。
安直きわまりありません。
飾られている絵馬は、後ろのテントとサイズを比較してもらえば分かる通り、巨大です。その他、ファンによるガルパンイラスト満載の痛い絵馬が所狭しと奉納されていました(それ以外の普通の絵馬は、隔離されて別の場所に奉納されています)。
艦隊のアイドル、那珂ちゃんの碑がこんなところに!
ありがとーー!
貪欲に艦これファンの需要まで取り込もうとしているのか!大洗は!(違います)
劇場版で舞台となった大洗磯前神社の下り階段へ続く鳥居。
鳥居の先は、海が一望できて、天気も良かったので、絶景でしたよ。
ここからは大洗町内になります。
普通の釣具店でもこんな具合。さすが大洗。
町を歩いているとこんな光景。
オリジナルタオルもいろいろ。
旅館の前にも。
これだけではさっぱりわかりませんが、お好み焼き屋です。
店内にグッズを飾っているお店もたくさんあります。
この写真の船は、アニメを見ている人にはおなじみ、サークルKサンクスの輸送船です。凝り過ぎです。
ちなみに大洗を散策していて意外だったのですが、サークルKサンクスが見当たらず、コンビニがファミリーマートやセブンイレブンばかりだったので、そこは残念でした。ここならサークルKサンクスが一人勝ちできるのに!
劇場版の舞台となったショッピングモールの中にガルパンギャラリーが。
こんな感じ。
二人はその時約束をした。「このアニメで町を巻き込むことはしない」と。
ショッピングモール内のクレープ売り場。
戦車クレープのみならず、戦車クレープで最強のマウスクレープ、カール戦車クレープと、常軌を逸したクレープのラインナップがずらり。
でも私が選んだのは(大洗名物)干し芋のクレープ。
これがなかなかおいしくて。
あんこう焼きも食べました。
まあ、普通の回転焼きなのですが、中の餡が芋餡なのが大洗流。
ここからはおみやげシリーズ。
名物干し芋。
大洗のおみやげならこれがリーズナブルで鉄板。
アヒルさんチームの畳コースター。
期せずして、あひるグッズが手に入ってしまいました。
今回は購入を見送りましたが、ガルパンギャラリーやガルパン喫茶、その他町のお店で、アヒルさんチームのタオルやシールも売っています。
ということで、アヒルクラスタの人も、大洗へGO!です。
左上:メガネ屋さんで売っていたオリジナルメガネ拭き。
右上:大洗マリンタワーの入場券。
左下:ガルパンスタンプラリーの景品のシール。何を考えてこれを作ったのでしょう。
右下:ガルパン喫茶のポイントカード。
というわけで、あんこう鍋もおいしかったし、たいそう楽しい一日でした。
ガルパンはいいぞ。