レノボMIIX720レビュー その3
今日は仕事でお疲れだったので、晩飯は、奮発してインドカレーにしました。
マトンカレーです。
近所にある、ネパール人(たぶん)がやっている、本格インドカレーとカツ丼の両方を扱うカオスなお店です。
しかも、カツ丼もうまいんだな、これが。
レノボMIIX720レビュー その3
ちょうど、今月号のMONOQLOで、2in1のPCの特集をやっていました。
小特集 今、パソコンを買うなら2in1が断然おすすめ!
やっぱり時代は2in1みたいです。
KindleUnlimitedや、dマガジンに登録している人なら無料で読めますので、興味がある方はご一読を。
ちなみにこの特集で2in1パソコンのベストバイモデルが6機種紹介されているのですが、その中に我がMIIX720は入っていませんでした…。
ここに載っている6機種と比較して、MIIX720が劣っているとは決して思えないのですが…。
価格帯が近い機種ならスペック面でMIIX720の圧勝だし、スペックが優れている機種は価格がMIIX720の倍近い20万円クラスの製品ばかりだしで、どうしてMIIX720が無視されているのか、全く納得できません。
愚痴はこのぐらいにして、MIIX720のレビュー第三弾です。
まずは、外観。
持ち運ぶために折りたたんだところ。
価格的に当然ですが、iPadProやSurfaceProのような高級感はまったくありません。
ここでコストダウンしているんだな、というのがありありとわかる、つやつやプラスチック。ただ、安っぽいというほどではありません。
キーボードカバーの裏面。
裏面はマット加工っぽくて、落ち着いたいい感じです。
ペンの設定画面。
「レノボペン」ではなくて、もろに「ワコムペン」と書いています。
日本人にとっては、そのほうが安心感があってよろしい。
SSDは256GBなのですが、見ての通り、Windows(C)ドライブ約212GBと、LENOVO(D)ドライブ約25GBと2つに別れています(足し算が微妙に合いません)。
システムなどで最初から使われている部分とLENOVOドライブ(レノボのソフト関連などが入っている)を除いても、実質200GBほどは使えますので、まあ十分でしょう。
後は外付けHDDなり、SDカードなりで補えばいいんです。
CPUはCore i5-7200 2.50GHz、第7世代KabyLakeです。メインPCとしても十分なパワーでしょう。
メモリは8GB。これが購入前は不安だったのですが、実際にブラウザを立ち上げて、タブを開きまくって、その上動画サイトを2つ同時に再生し、クリスタを立ち上げ、AmazonMusicの音楽も流し、nasneで録画したテレビ番組まで同時に再生するという、どう考えても普通に使っていたらそんなことはしないぐらいまで負荷をかけても、タスクマネージャーで確認したところ、6GBを少し超えた程度で、余裕で持ちこたえてくれましたので、私の使用法では、問題ありませんでした。
逆に、そこまで負荷をかけずに普通にネットを見ていても、4GB前後は常に使っていますので、今、PCの購入を考えているのなら、少し高くなっても、できれば4GBをさけて8GBのものにした方が良いと思います。
優先順位としては
1,HDDよりSSD。起動速度が全然違う。物理的に壊れにくいので、PCが長持ちする。
2,メモリは8G以上。4GBでもぎりぎり使えるが、複数アプリを立ち上げるような使い方をすると、顕著に遅くなってしまう。
3,CPUは良いに越したことはないが、妥協してもなんとかなる。
といったところでしょうか。
よく、「メールとインターネットぐらいしかしない人なら、PCのスペックは低くても大丈夫」みたいな文言を目にするのですが、インターネットって、一番パソコンのスペックによって快適さに差が出る部分だから、あんまり真に受けないほうが良いです。
そうではなくて、数日に一回、必要なときにPCを立ち上げるような、PCの使用頻度が高くない人なら、低スペックの安いPCでも問題ないのですが、たとえインターネットぐらいしかつかわなくても、毎日動画サイトやニュースサイトを見るなど、日常的にPCを使うような人は、できるだけ良いPCを使ったほうが、快適ですし、時間の節約にもなると思います。
とりあえず、そんな感じ。
次回は、Windows10の感想の予定です。
映画「ズートピア」を見た 「けものフレンズ」と比べると興味深かった
昨日は、セレッソ大阪が14年ぶりにユアテックスタジアム仙台にて勝利しました。
確かに、ベガルタ仙台には、クルピ時代も苦戦していたし、全然勝った思い出がないなあと思っていたのですが、そこまで勝てていなかったとは。
DAZNの実況も、試合前、試合中、試合後、「鬼門!鬼門!鬼門!」とうるさかったです。他に言うことはないのかと。
まあ確かに大阪から見て、仙台は鬼門の方角だけどさ…。
そしてこの試合で、久しぶりに先発して、柿谷にみごとなアシストを決めた清武が、また負傷交代。
だんだんネタキャラ化してきました。
毎年「ついに覚醒した!」と言われる杉本健勇、ミドルシュートを豪快にはずしまくる山口蛍(しかし!なんとこの仙台戦で、年に一回は決めるミドルを決めました!)に続く、スペ体質の清武…。
勘弁してください。
ともあれ、これでセレッソは2位キープ。
強いのお。
うふふ。
こんばんわ。
映画「ズートピア」を見た
ブルーレイにて「ズートピア」視聴。
『ズートピア』予告編
子供向けと言うにはあまりにもブラックで、よくできた傑作だと思います。
ブルーレイにはボーナストラックとして、カットシーンやボツアイデア、当初の構想などがついていたので、それらもひと通り見たのですが、当初の構想ではもっと、重い世界観だったのですね。
最近のディズニー(ピクサー)が、ヌルいお花畑的子供向けストーリーでは決してないのは知っていましたが、これはとりわけ重いです。
差別や偏見、強い少数派に対する多数派の恐怖、などアメリカの作品なので余計に現実社会と重ね合わせていろいろ考えさせられるようになっています。
まあ、そうは言っても、ディズニーですので、そんなこと気にせずとも、王道的展開を楽しむことももちろんできるんですけれどね。
「けものフレンズ」と比べると興味深かった
言うまでもなく「ズートピア」は擬人化した動物たちの物語なわけで、そうなると、同じく日本が誇るアニメ「けものフレンズ」といろいろ比較してみたくなるわけです。
共通点は、どちらも、実際の野生動物の生態や特徴を綿密に調査して、それらをキャラクターに活かしているところです。
ただ、同じようなアプローチでありながら、できたものは二作品で大きく違います。
「ズートピア」では、キャラクターは、動物の姿そのままで、二足歩行で歩き、服を着ています。
サイズは実際の動物のサイズとほぼ同じで、ネズミは小さいし、キリンや象は巨大です。
それに対して「けものフレンズ」では、全ての動物が、人間と同じサイズに統一されています。
見た目も、人間の女の子が動物のコスプレをしているようなデザインになっています。
登場する動物の種類も、微妙に違い、ズートピアが人間以外の哺乳類限定なのに対して、けものフレンズでは人間もいますし、哺乳類以外も存在します。
そしてなんといっても、違うのが世界観。
180度逆と言って良いほど、違います。
どちらも、基本、主人公が仲間と協力し、友情をはぐくみ、自身も成長することによって、困難を克服するという、教育的配慮が行き届いた、前向きなストーリーなので、その点は似ています。
しかし、「ズートピア」は動物を擬人化することによって表現がマイルドになっているものの、動物たちの性格や行動は、現実社会と極めて近く、必ずしも善人ばかりではありません。
舞台となっているズートピアも、理想郷では決してなく、現実社会の矛盾や醜さなどをきっちり盛り込んでいます。
そして、主人公の奮闘によって、世界はいろいろな問題を抱えているけれど、それでも努力して、それを克服していけば、きっと世の中は今よりも良くなるという希望に満ちた力強いメッセージを見るものに与えてくれるのです。
すばらしい。
それに対して「けものフレンズ」は、全然違います。
ご存知のように動物たちは、みんなお互いに違いを認めあって仲良く生きている理想郷です。
とにかくヌルいw
ここには狡知を持って人を陥れるようなキャラクターはでてきません。
そして、明らかに自分たちとは無関係な異物、絶対悪の「セルリアン」をみんなで協力して倒すというわかりやすいストーリー。
そこに迷いも、葛藤もまったくありません。
ヌルいwヌルすぎるw
しかし、そうやってお互いをリスペクトしあい、思いやる姿ばかり見せられるので、とにかく見ていて幸せな気持ちになれます。
まるで麻薬のような心地よさです。
みんな仲良く、お互いの個性を認めあおうね!
すっごーい!たーのしーい!
それだけです。
どちらもCGを駆使したアニメーションという点で共通しているにも関わらず、見た目も好対照です。
現代技術の粋を極めた美しいCGを披露する「ズートピア」と、1話を数分見ただけで、それ以上見るのをやめてしまった人も少なからずいたという、ゆるいクオリティの「けものフレンズ」。
評論家が10人いたら、10人が「ズートピア」の方に高い評価を与えるでしょう。
私だって「ズートピア」の方が名作で傑作だと思います。
それぐらい作品として差はあると思います。
でも、私は「けものフレンズ」の方が好きですし、心を打ち、面白いと思ってしまうのです。
「ズートピア」はせいぜい、面白かったから、もう一回ぐらいは見てもいいかな、と思う程度の面白さなのに、「けものフレンズ」は、すでに通しで3回、好きな回はそれ以上に見ていますし、再放送が始まれば、おそらくまた見てしまうでしょう。
単純に作品の出来の良し悪しを超えた魅力っていうものがあったんですよね、「けものフレンズ」には。
実際、「ズートピア」が日本ですごく流行ったという話や、この映画がきっかけで動物園に人が増えたという話はまったく聞きませんし。
この2作品が現代のアメリカと日本で作られた、というのも、考えすぎかもしれませんが、それぞれの国や社会で、切実に求められているものの違いが表れているのかな?と思ったりしました。
最後に、テーマ曲のデキは、「けものフレンズ」の圧勝!
異論は認めません。
レノボMIIX720レビュー その2
前回に引き続き、MIIX720のレビューをば。
MIIX720購入と同時に、アクセサリーも2つ購入しました。
1つ目はこれ。
結構高いのですが、USB-typeCにつなげて、これ一つでUSB3.0が2つ、USB2.0が1つ、USB-typeCが1つ、SDカードリーダー、ついでにTFカードリーダー、HDMI外部出力端子を1つにまとめることができて、配線がスッキリします。
どちらにしても、外部モニター出力用にHDMI変換アダプタが必要だったので、これでUSB端子の拡張とを、一挙に解決しました。
ACアダプタもUSB-typeCですので、このハブ経由で充電できます。
ちなみに、ライバル機の新SurfaceProには、なぜか、このUSB-typeCが搭載されていませんので、ここはMIIX720のアドバンテージといっても良いでしょう。
2つ目がこちら。
特殊処理で紙のような描き心地を実現! 『ペーパーライク保護フィルム Lenovo ideapad MIIX 510 (12.2型)』
- 出版社/メーカー: PDA工房
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これが微妙な結果になりまして。
iPadProでの経験で、保護フィルムを買うなら、ペーパーライクタイプと決めていたのですが、あいにくMIIX720専用のペーパーライクタイプがまだ発売されていません。
それなら、型番が違うものの同じ液晶サイズのMIIX510のやつなら、使い回しができるだろうと思って買ったんですよね。
ところが。
サイズが合わないw
MIIX510の方がやや横長の液晶なので、普通に貼ると、横にはみ出してしまいました。
さらにカメラ位置の穴も違うので、そのまま貼ると、カメラ穴を塞いでしまうw
というわけで、仕方ないので純正が出るまでのつなぎと割り切り、MIIX720の液晶サイズやカメラ穴位置に合わせて、雑にハサミで切って強引に使っています。
これだけだと、ただの失敗なのですが、やっぱりペーパーライクな保護フィルムだと、ペンの滑りがよくて、すごく書き心地が良くて快適なんですよね。
別にスタバで人に見せてドヤ顔するわけでもないので、別にこのままでもいいような気がしてきました。
さて、ここからは写真付きで紹介していきましょう。
まずはインターフェイスから。
最初から搭載されている「画面スケッチ」という機能を使ってペンで書き込んでいます。
この機能、今までだと、PCの画面のスクリーンショットを撮って、画像編集ソフトを立ち上げて、ファイルを読み込んで…という一連の作業だったのが、一瞬でできて、えらく便利です。
見てもらえば分かる通り、この手のモバイル端末にしては、かなり端子類が豊富なので、使い勝手が良いです。
わかりにくいのですが、端末の裏面にひっそりとマイクロSDカードスロットがついています。
スタンドをめいいっぱい倒して、このぐらいの角度まで倒せます。
前回、言い忘れましたが、ペンの側面にはボタンが2つ。
下のボタンは、消しゴムにしてつかっていますが、慣れるとかなり便利。
上のボタンは、なにに割り当てようか検討中。
カバー兼のキーボード。
カバータイプのキーボードですので、あまり期待していなかったのですが、ノートブックによくある、ふにゃふにゃ系キーボードではあるものの、わりとしっかりしていて、MacBookAirのキーボードと大差ない感覚で打てます。
さすがThinkPadの会社の製品です。
タッチパッドも、ちゃんと2本指、3本指のジェスチャー操作にも反応する、本格的なもので、反応も良好。
拡大、縮小もここからできます(もちろんタブレットのように、画面を直接操作しても良いのですが)
ただ、着脱式のためか、時々キーボードの反応が遅れたり、押したのに、認識しなかったりといったことがあるのは、気になるところです。
ここらへんは完全にノートパソコンと同じ、というわけにはいかないようです。
まあ、私は許容範囲ですが、テキスト入力メインでの使用を考えている人は、注意したほうが良いでしょう。
ACアダプタ比較。
もちろん、画像にペンで書いてあります。
この写真を見ると、まるでアダプタに直接ペンで書いているように見えますね。
前回も少しふれた、ACアダプタのでかさ。
MacBookAirのものより大きいのは、いかがなものか。
そして、デカさ以上に問題なのが、MIIX720のアダプタはコンセントの先を、折りたためないことです(APPLEのアダプタはどちらも内側に90度曲げて、折りたたんで正方形型にできる)。
このため、よけいにACアダプタのでかさが際立ち、外出時に持ち運ぶのを躊躇してしまいます。
USB-typeC端子があるので、外出時はアダプターを持ち歩かず、type-C対応モバイルバッテリーで充電する、という運用も検討したほうが良いかもしれません。
以上です。
今回は、主にハード面での使い勝手をレビューしてみました。