お題「#おうち時間」 最近見た映画プラスアルファ

お題「#おうち時間

 

 昨日の続き。

 

将軍家光の乱心 激突

将軍家光の乱心 激突

  • 発売日: 2018/10/24
  • メディア: Prime Video
 

 
 これも見たのに書くのを忘れていた。

 出てくるキャストが豪華なわりには…。


 劇中,挿入歌で,80年代流行歌風メロディとともに「ランナウェイ♪」と流れてきたのでコケそうになったせいで,そこばかり印象に残っている。

 時代劇でそれをやっちゃあいかんでしょ。

 

 そして以下は昨日一気に見た映画。

 

幻の湖

幻の湖

  • 発売日: 2015/07/01
  • メディア: Prime Video
 

 

 教養としていつか見ておかなければいけないと思っていたこの映画。

 ようやく見ることができました。

 オンデマンドの恩恵を感じます。

 

 強烈な評判を先に知っていたので,途中までは「あれ?意外と普通じゃね?」ぐらいの感じで見ていたのですが,ラストの有名なマラソンから,女性が出刃包丁で男を突き刺すまでの一連のシーンの素晴らしさで,いっきにテンションが上りました。

 あのスペースシャトルの演出は,「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」のラストに匹敵すると思いました。

 

 ネタ映画として有名な作品はたいてい,そもそも撮影技術的に未熟で,そこがツッコミどころのメインだったりする場合も多いのですが,この映画の場合,映像は美しく,どのシーンも丁寧に作り込まれていて,純粋に脚本がおかしいので,余計に狂気が感じられてよかったです。

 

ゴジラ FINAL WARS

ゴジラ FINAL WARS

  • 発売日: 2014/04/23
  • メディア: Prime Video
 

 

 「邦キチ! 映子さん」でゴジラ映画で一番はこれ!とオススメされていたので,見ました。

 いや,これ,普通に面白かったんですけど…。

 ドン・フライ船木誠勝の存在感がすごかった。

 

コンテイジョン (字幕版)

コンテイジョン (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 最後に,またパンデミックもの。

 なんか最近,ネタ映画ばっかり見ていたせいか,映画としてレベルの高さにビビりました。

 アウトブレイクも映画として面白かったけれど,それよりも二段階ぐらいレイヤーが上に感じるぐらい。

 感染症の描写が今のコロナ禍に似すぎていて怖いぐらいなのもさることながら,パンデミックにさらされて人がだんだん狂っていく様子がまたリアルで,サスペンスとしても一級品。

 これはすごい映画だわ。

 

 そして今日は,王道エンタメのディズニーを。

アラジン (字幕版)

アラジン (字幕版)

  • 発売日: 2019/09/25
  • メディア: Prime Video
 

  最近,アラブ成分が足りないと感じたので,補給しようと思って。

 

 アニメ版を見たのが昔過ぎて,アニメ版とどう違うのかわからないけれど,この実写版,期待通りの面白さだった。

 絶対,元のアラビアンナイトには,なかった設定だと思うが,アラジンと魔人ジンの関係性が,特に良かったな。

 余談だけど,アラブ人的に,この映画の文化描写はどの程度正確なんだろう。

 王女がやたら自己主張しているあたり,価値観が西洋人女性で,違和感があったんだけど,他にも本場の人が見たらいろいろ違うところがありそうだ。

 ちょっと気になった。

お題「#おうち時間」 最近見た映画あれこれと「邦キチ! 映子さん」

お題「#おうち時間

(*はてなブログの企画です)

 

 気がつくと,二ヶ月更新していなかった。

 いかんいかん,せめて月一は更新したい。

 

最近見た映画あれこれと「邦キチ! 映子さん」

 コロナの影響で,サッカーの試合がなかったり,映画館へ行きにくかったりで,普通に自宅にいる時間が増えているので,それに比例して,配信の映画を見る時間が増えています。

 二ヶ月更新しなかったというのもあって,だいぶ溜まってきたので,備忘録も兼ねて。

 

アウトブレイク

アウトブレイク (字幕版)

アウトブレイク (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

  まさに今見るのが旬な映画。

 感染症という地味なテーマで,視聴者を退屈させないように,軍隊を話に絡めて,ヘリコプターまで登場させたり,なんとか派手な感じにしようと涙ぐましい努力をしている。

 構成がこれぞ「ザ・ハリウッド」っていう感じで,最後まできれいにまとまっていて,すごく金曜ロードショー的な映画だった。

 

復活の日

復活の日

復活の日

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

  これも,いつ見るの?今でしょ?的パンデミック映画。

 字幕戸田奈津子,作曲羽田健太郎,監督深作欣二など,日本映画のアベンジャーズのような超豪華スタッフと俳優と潤沢な予算から生まれた残念感ただよう出来栄えが,いかにも角川映画で,味わい深かった。

 終盤の怒涛の適当な展開はある意味期待通り。

 なんだかんだいっても,お金をかけて作ってるので,それなりに見れる映画になっているのもさすが。

 

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 字幕版
 

  評判が良かったので,見る前から不安はなかったが,本当によくできていて,実写化のお手本のような映画だった。舞台がフランスなのが全然違和感ないんだよな。

 後述する「アメリ」を見て感じたように,少ないフランス映画鑑賞経験から,基本的に日本人は,フランス人とは,わかり合えないんだろうなあとなんとなく思っていたのだけれど,これを見ると,一概にそういうこともないな,と認識を改めることができた。

 映画は地球を救う。

 

アメリ

アメリ(字幕版)

アメリ(字幕版)

  • 発売日: 2018/12/14
  • メディア: Prime Video
 

  昔,有名な作品だったので見てみたら,面白い面白くない以前に,何の話なのかさっぱりわからなくて苦痛で数分で投げ出してしまったのだが,その後,今ならわかるかもという根拠のない予感があったので,再挑戦してみた。

 なるほど,こういう映画ねっていう感じでやっと良さがわかった。

 悪い意味ではなくて,とにかくおしゃれでセンスがいい。

 逆に言うとそれだけの映画なので,そこが楽しめないとどうしようもない。

 フランス映画を見る機会がほとんどないから,なおさらそう感じるのかもしれないが,このセンスは,他の国の映画では味わえない。

 パリの街それ自体が最初からオシャレで,そこを撮影しているだけで絵になってしまうので,そもそもずるいというのはあるのだが,そのアドバンテージを存分にいかして作られているので観光地ムービー的な楽しみ方もできる。

 有名な場所が随所に出てくるんで,昔パリへ旅行に行った時のことを思い出して懐かしかった。

 この映画が映像的にうまく演出しているんじゃなくて,パリって本当にそういう街なんだよな。

 そしてフランス人という人種の独特さ,というか変さなんかも含めて受け入れないと,なかなかこの映画を楽しむのは厳しいかな。

 なんかほんとうにつきあうのが面倒くさそうで,共感しにくい人ばっかりでてくるんだもん,この映画。

 たまに見る分には,こういう映画もなかなか良いものだが,フランス映画が,エンタメ映画の世界で,あまり勢いがないのもそういうところなのかもしれないな。

 最近似たような映画ばっかり見ているなとマンネリを感じたときに見ると良い映画かもしれない。

 

 最近,この漫画にハマってしまって,その影響で,私の中で空前の邦画ブームがきている。

 

 

 

 

 

 こちらから一部無料で読めます。 

comip.jp

 

 その影響で見た映画が,上記の実写版シティーハンターであったり,

 

「多動力 The Movie」

多動力 The Movie

多動力 The Movie

  • 発売日: 2019/10/15
  • メディア: Prime Video
 

  これであったりする。

 この映画はすごいよ。

 専門学校の映画学科の卒業制作みたいなクオリティで,なんか見ていてどんどん不安になってくるので,ある意味最後まで目が離せなかった。

 普段見ている映画がなんだかんだいっても,プロがちゃんと作っているんだなあとか,低予算だなんだといっても,「カメラを止めるな」がどれだけレベルが高いのか,とかが,これを見たらよく分かる。

 途中,無理やりホリエモンが一瞬出てくるシーンも含めて,いろいろ見どころの多い映画だった。

 

霊幻道士

霊幻道士(字幕版)

霊幻道士(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 上記漫画の影響は,邦画にとどまらず,アジア映画にまで。

 すごいよ映子さん。

 漫画に紹介されていたので,無性にキョンシー映画を見たくなってしまった。

 さすが,一大ブームを作っただけあって,面白かった。

 私も小学生の時,お札を作ったことあったわw

 

「幽幻道士 キョンシーズ」

幽幻道士 キョンシーズ

幽幻道士 キョンシーズ

  • メディア: Prime Video
 

  その勢いのまま,こちらも視聴。

 今まで知らなかったけれど,霊幻道士は香港映画,幽幻道士は台湾映画だったのね。

 本当は幽幻道士は字幕で見たかったけど,吹替版しかなかったので,しかたなく吹替版で視聴(霊幻道士は字幕版)。

 同じキョンシーものでも,霊幻道士はいかにも香港映画な感じなのに,こちらはより日本人に馴染みやすいテイストを感じて,そこらへんのニュアンスの違いも味わえて面白かった。

 霊幻道士が大人の話なのと違って,主要キャラがほとんど子供というのも,ありそうで意外と少ない年令を問わずに見られる子供向けコンテンツとしても優秀で,日本でヒットしたのも納得。

 当時,幽幻道士は知らなくても,テンテンの名前は知っていたぐらいだもんな。

 どちらの作品もそうだけれど,息を止めると気づかれないとか,両手両足を揃えて動くとか,死体を故郷まで運ぶのが大変なので死体本人を死んだまま動かすという中国的合理主義まで感じさせる理由付けとか,いろいろあるキョンシーの設定がいちいち話と連動していて秀逸。

 随所に中国の伝統的な怪談噺の影響が見受けられて,文化的にも興味深かった。

 ゾンビがすっかりメジャーになった今,中国の映画界に対する影響力が昔より大幅に増したこともあるので,キョンシーが,再評価されて良さそうな気がする。

「大魔界村」と「シャイニング・フォース」を丸一日やっていました

  メガドライブミニを買ってから,セットでこういうムックを買って,

 

メガドライブミニ パーフェクトブック (カドカワゲームムック)

メガドライブミニ パーフェクトブック (カドカワゲームムック)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/09/19
  • メディア: ムック
 
BEEP! メガドライブFAN―2誌合体! メガドライブミニ総力特集号― (ATMムック)

BEEP! メガドライブFAN―2誌合体! メガドライブミニ総力特集号― (ATMムック)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2019/09/19
  • メディア: ムック
 

 

 ゲーム雑誌の紹介記事を漁りながら,どのゲームをしようかとあれこれ考えるという,昔ながらの懐かしいスタイルで楽しんでます。

 私的にメガドラ系雑誌は読んでいなかったので,雑誌そのものに懐かしさはありませんが,竹本泉とか九月姫のイラストを久しぶりに見ると,さすがにぐっときました。

 

 2週間ぐらい前に,最初にプレイすることに決めたのが「大魔界村」と「シャイニング・フォース」。

 

 どちらもメガドライブを代表する王道中の王道。

 前者はたしか当時,友達の家でやって,2面までしかいけなかったんじゃないかな?

 後者は完全に初プレイ。

 

 で,昨日,朝からシャイニング・フォースをやっていて,息抜きに大魔界村をやって,気づいたら夕方6時過ぎててビビリました。

 その間,飯も食わず。

 自分にこんな集中力が残っていたんだ,と驚きでした。

 歳を重ねて,一番老化を感じる部分は,個人的には,健康や体力よりも,集中力だったんで,条件が揃えば,まだこれだけ集中することができるんだ,ってちょっとうれしかったり。

 

 結局,夕食を取った後も夜中の1時までゲームを続けて,両方クリアしました。

 (大魔界村は自分の実力でまともにクリアできないのはわかっていたので,メガドライブミニについているセーブ機能を使って,こまめにセコくセーブしながら。それでも普通に手こずる難易度)。

 

 シャイニング・フォース,こんなにハマるとは思わなんだ。

 面白かったわー。

 若い頃やってたら,これ一本でメガドラ信者になって,ファイアーエムブレムを熱くdisってたかもなー,ぐらいの勢い。いやそこまでではないか。

 キャラクターデザインや,当たり前のように多種族共生の世界観が良かった。

 BGMもメガドラっぽいサウンドが良くて,やっぱりCDの生演奏じゃないのは,良いわと改めて思ったり。

  ゲームミュージックはこうでないと。

 

 間接攻撃ユニットが強いのも自分好み。

 難易度的にもかなりゆるく作ってくれていて,最終的にどんなメンバーを選んでも詰む心配はないので,豊富なメンバーを自由に使う楽しみがちゃんとできるようになっている。

 難を言えば,経験値は,敵を倒さないと,ダメージを少し与えるだけではほとんど入らないので,終盤,弱いキャラを1から育てるのが困難,というか事実上無理なところぐらいかな。

 

 ストーリーは「The 日本のRPG」っていう感じで,苦笑させられたけどw 

 調べてみると,ドラクエ4が1990年,ファイナルファンタジー4が1991年,本作が1992年ということで,やっぱりそうか,という感じ。

 悪の手に落ちると大変なことになる秘宝を追いかけて,あと少しで手に入るというところで敵に奪われ,古の魔物が復活してしまうとか,敵の幹部の正体が実の兄で,倒した後は,正気に戻って味方になってくれると思いきや,悪の大ボスの攻撃から主人公を守るために自らの命を犠牲にして死ぬとか,デジャヴ?これ何回目?みたいな展開だらけで,ひねたおっさんからしたら,口が裂けても「ストーリーが良かった」なんて言えないんだけど,まあ,王道は大事ですね。

 

 もうすでに値段の元は十分とったのですが,さて,次は何をしようかな?