「女芸人No.1決定戦 THE W 2020」 採点表。

 今回、初めて「女芸人No.1決定戦 THE W」という番組を見ました。

 録画で、事前にあまりおもしろくないという評判を聞いた上での視聴だった分、ハードルを下げて見られたのが良かったと思います。

 

 簡単に10点満点で出場順に点数だけ。名前の後ろが点数。

 

TEAM BANANA 6
オドウエダ 5
にぼしいわし 5
紅しょうが 5
ターリーターキー 6
Aマッソ 6
ゆりやんレトリィバァ 4
吉住 5
はなしょー 5
ぼる塾 7

 

(最終決戦)
吉住 5
紅しょうが 5

 

 だいたいの基準は、少しでも笑えれば6点、とりあえずなにが面白いのか、面白さがわかれば5点、といったところ。

 あまり笑えなかったけれど、アイデアは評価したいのが、Aマッソ。ひょっとしたら今後化けるかも、と思わされた。

 ターリーターキーは、方向性が結構好み。伸びしろがありそうなので、今後に期待。

 今回、普通に面白くて、もっと他のネタも見てみたいと思って、唯一Youtubeまでチェックしたのが、ぼる塾。

 ミルクボーイと同じで、テンプレを作り込んでいくタイプで、3人のキャラが立っていて、自然体で奇をてらわない、正統派の笑いなので、安心して見ていられる。

 他は、どんぐりの背比べといった感じでした。

 まあ、ぼる塾を発見できただけで、見たかいはあったかなと。

「新解釈・三國志」を見ました

 近所に、業務スーパーがあるので、利用しています。

 業務スーパーで買える食材の中で、私のオススメはピータン

 


【食わず嫌い】人生初!ピータン(アヒルの卵)食べてみた。

 

 人を選ぶ食べ物ですので、だめな人はどう料理しようがダメだと思いますが、そうでないなら、基本、玉子ですので、どう使っても問題ありません。

 最初の頃は、ピータン豆腐にしたり、ピータンを使った料理を検索で探して、何らかの料理を作ったりしていましたが、今は、面倒くさいので、何もかけずにそのまま食べたり、ラーメンに入れたり、ご飯に入れて混ぜたり、サラダにしたりと、適当に使っています。

 単品で食べる際に合わせる調味料も、醤油でもマヨネーズでも、黒酢でも、なんでもいいですよ。

 今、私の中でピータンブームですので、冷蔵庫の中には常に常備されております。

 

「新解釈・三國志」を見ました


映画『新解釈・三國志』メイキング映像第一弾【12月11日(金)公開】

 

 結論から言うと、面白かったです。

 期待値が低かったから、というのもありますが、全力でがんばって、すべっていたレッドクリフよりは、ずっとうまくいっていたと思います。

 もう本家中国で、本格的な三國志ドラマが作られていて、配信でいつでも見られる時代ですので、わざわざ日本で、正攻法でまともな三國志ドラマを作る意味は、ありませんからね。

 レッドクリフもそうだったんですが、なんだかんだで、定期的に三國志作品を映画でやってくれると、これをきっかけに三國志に触れるご新規さんを獲得できるかもしれませんので、それだけでもこの作品の意義はあります。

 ネット上での評判は、案の定というか、賛否両論のようです。

 これを見て怒っている三國志ファンの人は、そういう広い心で暖かく見てあげて欲しいです。

 地道な活動は、大事です。

 

 「新解釈」というとたいそうですが、改変も、常識の範疇にとどまっていて、解釈に関して、そこまでの斬新さはありません。

 過去には、「金髪の曹操」や「女体化した于禁」が出てくる作品もありますので、日本で作られるものとしては極めて穏当な解釈の三國志となっております。

 

 言ってしまえば、三國志コント番組なので、大泉洋の出てくるバラエティ番組が好きなら、笑えるでしょうし、その内輪の雰囲気に合わない人は、笑えず、退屈かもしれません。

 爆笑ではなく、断続的に「ふふっ」となる笑いを矢継ぎ早に繰り出すスタイル。

 必ずしも全部が面白いわけではないけれど、つまらないネタも含めて物量で押してくるので、よほどひねくれてみなければ、どこかでは笑えると思います。

 「水曜どうでしょう」を三國志のコスプレでやっているような感じ、というと褒めすぎですが、まあ、そんな感じです。

 基本安っぽい作りですので、どちらかというと、映画よりもテレビドラマに向いた作風だと思うのですが、日本では、この程度の規模の作品でも、映画だからこそできたことで、大河ドラマならまだしも、民放のテレビドラマでは予算的に厳しいのかもしれないですね。残念ながら。

 

 好きなシーンは糜婦人の井戸へのダイブと、赤壁の戦いでの、牛肉を使ったオチのシーンです。

 個人的には気に入ったので、この映画がヒットして、赤壁後を描いた続編が作られるといいなあ、と思っているのですが、さすがにそこまでは難しいですかね。

 映画で三國志をやると、いっつもクライマックスが赤壁の戦いになるので、いいかげん、飽きてくるんですよね。

 (ものすごく個人的には孔明の南蛮征伐のエピソード「だけ」で3時間とか、作って欲しいんですけれど、無理だろうなあ。もちろん予算も存分にかけて、大真面目にやるの)

 わざわざ映画館で見る必要があるかというと、疑問ですが、今後、配信サービスに入っていたら、見て損はないと思いますよ。

実写版「魔女の宅急便」を見た。

実写版「魔女の宅急便」を見た。

 水滸伝の男の世界に疲れてきたので、ちょうど12月にアマゾンプライムビデオに追加されたばかりの、「魔女の宅急便(実写版)」で癒やされようと考え、視聴。

 

 ちなみに私が宮崎駿の作品で一番好きなのが、「魔女の宅急便」なので、アニメ版は覚えているだけで3回は見ております。

 


実写版「魔女の宅急便」予告編初公開! 主題歌は倉木麻衣 #Kiki's Delivery Service #movie

 

 この作品、あの名作邦画プレゼン漫画、「邦キチ! 映子さん」の記念すべき第一話で取り上げられた伝説の作品だったので、前から見たいと思っていたんですよね。

 

comip.jp

 

 監督は三池崇史。はい、出ました、三池崇史

(追記 コメント欄でご指摘いただきましたが、監督は清水崇でした。「崇」という字の監督が二人いたなんて、思いもしなくて…)

 ちょうど最近、この監督が撮った「妖怪大戦争」というクソつまらない映画を見ていたので、一抹どころではない不安がありました。

 

 しかも、舞台がなぜか現代の日本になっているということで、地雷臭がプンプン。

 

 だからこそ見ようと思ったんですけれどね!

 

 しかし、ハードルを下げきった状態での視聴だったこともあってか、意外にも、普通に見られるデキで、そんなに悪くありませんでした。がっかり。

 

 香川県の小豆島というロケ地も、雰囲気が作品と合っていて、なかなか良かったと思います。

 

tripeditor.com

 

 キキ役は、ドラマ「トクサツガガガ」で特撮好きのお姉さんをやっていた小芝風花

 なかなかはまり役だったと思います。声も、アニメ版とそっくり。

 キキのお母さんが宮沢りえ。久しぶりに見ましたが、魔女っぽさは確かにあります。

 

 ストーリーは原作準拠ということで、アニメ版とメインストーリーは大体同じなのですが、発生するイベントが微妙に違っています。

 

 「邦キチ! 映子さん」でも取り上げられていたように、トンボが子供のカバを載せたゴムボートから、岩場へジャンプするやけくそ気味なアクションシーンや、マツコ・デラックスっぽい人が土砂降りの中、ソウルフルな歌を絶唱する場面などが、この映画で一番盛り上がるところだと思うのですが(たぶん)、そういうキャッチーな部分以外にも、アニメ版と違うところはいろいろあり、その違いを楽しむことができました。

 

 こちらでは、魔女という存在に対する、村の人たちの悪意みたいなものが、ちゃんと描かれているので、アニメ版よりも、キキが飛べなくなってしまった理由が、よりわかりやすく、説得力をもっているようにすら思えました。

 

 クソ映画というほどつまらなくもないので、興味本位で見るには物足りないし(「邦キチ! 映子さん」での扱い方はちょっと悪意がありすぎだと思いますw)、かといってアニメ版を見たあとで、わざわざ見る必要があるほどおもしろいのかと言うと、そこまででもないので、なかなか難しいところなのですが、気になるなら、見てもよいのではないでしょうか。

 

 (豆知識)ちょい役で、無駄に、浅野忠信も出ています。