天穂のサクナヒメ

 今日の昼ごはんは、3日間食べ続けたカレーのフィナーレに、ラーメンを入れて、カレーラーメンにした。

 

 入れたラーメンはこれ。

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 この麺がなかなかのヒットで、これを常備してから、ラーメンスープに試行錯誤するのがちょっとした楽しみになっている。

 

天穂のサクナヒメ

 リングフィットアドベンチャーのおかげで、完全にSwitchを買ったもとはとれたのですが、一応、ゲーム機ですので、それ以外にも「ドラクエ11S」と「天穂のサクナヒメ」を、クリア後のコンテンツも含めてガッツリと遊びました。

 

 

 人気作のほとんどが、2とか3とか4とかの続編か、スピンオフみたいなのばっかりの昨今、正直ちょっとうんざりな気持ちもあったので、純粋に新しいタイトルで、和風の世界観に、米作りシミュレーションという斬新なアイデア、それだけでなく、ゲームそのものも評判が良い作品ということで、期待していたのですが、これは面白かったです。

 

 世界観と、キャラクターと、米作りシミュレーション部分と、アクションゲーム部分が絶妙のバランス。

 

 特にアクションは、割と適当な操作で派手な技や動きがガンガン出せて、キャラクターを操作しているだけで気持ちよくなるという、アクションゲームでいちばん大事なところがきっちりできているので、良かったです。

 

 この作品のキモとも言える米作りは、ちゃんとやろうと思ったら、どこまでも凝れるんですが、適当にやっても、まあ、一応ちゃんと米はできてくれるので、そこまで気を使ってきちんとしなくてもゲームを進める障害にはならないというゆるさも好感がもてます。

 

 ゲームを進めると犬や猫も出てくるのですが、犬はともかく、猫は本当に役に立たないのもまた良い。なでて抱っこするぐらいしか使いみちがない。しかもゲームを進めると猫は二匹も三匹も増えてくるという。

 

 エンディングに朝倉さやを持ってくるとかいう文句のつけようのない布陣も含めて、最後までスキがありませんでした。

 

 ドラクエ11Sは、おもしろかったものの、やることがファミコンの頃のドラクエと本質的には何も変わらず、絵や音がきれいになったり、キャラクターが喋ったり、アイテムやおまけ要素が増えても、まあ、そりゃハードの性能が上がったら、そうなるわなあって感じのものばかりで、そこにあまり感動はなかったのですが、天穂のサクナヒメは、なにからなにまで新鮮で、ようやく新しいゲーム機ならではの体験ができたなあと思えました。

ワクチン接種二回目の副反応 カフェイン断ちに挑戦 宇宙からのメッセージ

 ワクチン接種二回目完了

 

 モデルナです。期待していた副反応はばっちりでました。

 接種したのは、16時頃で、その日はなんの変化もなく、夜に「宇宙からのメッセージ」を見るぐらい、余裕ぶっこいでいました。

 

宇宙からのメッセージ

宇宙からのメッセージ

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 「スターウォーズ」と同時期に日本公開したSF映画という文脈で何かと有名な作品。

 NHKの対談番組でみうらじゅんが言及していたのを思い出して、見てみました。

 予想通りというか、評判通りというか、期待通りというか、とほほ(今頃の若い人にはこういう表現は死語かもしれませんが)な映画でしたね。

 とほほ。

 「スターウォーズ」というより、「フラッシュ・ゴードン」にちょっと似ているような気がします。

 深作欣二監督に、真田広之千葉真一というスタッフを見るに、シャレで作った低予算映画じゃなさそうなのに、そんなふうにしか見えなくて、味わい深かったです。

 

 閑話休題

 で、接種翌日の朝になると、明らかに熱が。

 キタキタキタキター、と体温計を確認すると38.7度となかなかいいスコアが出ました。

 体温の自己ベスト(ワースト)を更新したような気がします。

 そして、熱以上にきつかったのが頭痛。

 副反応としてはこの2つだけで、寒気や倦怠感のようなものは特にありませんでした。

 

 せっかくなので、この副反応をしっかり楽しもうと、解熱剤も飲まずに、横になってウンウン唸って、眠くなったら寝て、を繰り返していました。

 しかし、19時頃になっても頭痛が続き、熱が下がる様子がなかったので、これは解熱剤をちゃんと買っておいたほうが良かったかな?といまさら少し後悔し始めたその時、大昔に頭痛薬(イヴA錠)を買って、ほとんど使わずに残していたのを思い出したので、それを探して飲んで、1時間ほど寝たら、頭痛が収まり、熱も37度ぐらいにまで下がって楽になりました。

 

 翌朝には平熱に戻り、副反応終了。

 

 後日、発熱はともかく、頭痛は、ワクチン接種の日から、普段毎日飲んでいたコーヒーを飲んでいないので、カフェインの離脱症状だったのではないかという可能性に気づきました。

 

 今となってはどちらが原因なのかわかりませんが、それに気づいたのをきっかけに、その日からコーヒーをやめて、カフェイン断ちすることにしました。

 

 別にカフェインの飲み過ぎで、体に不調や差し障りがあったわけではなかったのですが、カフェイン依存症になっている自覚はあったので、これを機会に、脱依存症チャレンジをやってみたくなったという気まぐれです。

 

 一週間ぐらいは頭痛と、いくら寝てもまだ眠いという離脱症状にそれなりに苦しみました。

 実は一日だけうっかり紅茶を飲んでしまった日があったのですが、紅茶であってもカフェインは少量含まれるので、その日だけてきめんに頭痛も強烈な眠気もありませんでした。

 

 今、ワクチン接種とカフェイン断ちをしてから3週間弱がたちました。

 5Gにはまだ繋がりませんし、宇宙からのメッセージも受電していません。

 抗体はできていると思うのですが、今の所、特に体に良い意味でも悪い意味でも変化はありません。

 

 カフェイン断ちの方は、離脱症状はほぼなくなったとはいえ、頭痛がまったくなくなったわけではなく、まれに痛くなりますし、とても眠くなることも普通にあります。

 カフェイン断ちとの因果関係は不明です。

 逆に、カフェイン断ちをしての健康面でのポジティブな効果というのも、残念ながら今のところありません。

 良かったことといえば、毎朝コーヒーを淹れるルーティーンがなくなったので、多少朝の時間にゆとりができたぐらいですかね。

 こちらはもう少し時間をおいて観察です。

 

 別に一生コーヒーを飲まないという決意をしたわけではないので、もうちょっとカフェイン断ちした後は、ここぞという時に飲めば、コーヒーにしろエナジードリンクにしろ、確かな効果が望めるのではないかと期待しています。

雨上がり決死隊の解散会見がおもしろかった

 雨上がり決死隊の解散会見、とてもおもしろかったです。

 

 もっとあたりさわりのないセレモニー的なものになるのかと思いきや、宮迫博之の空気を読まない勘違いぶりのおかげもあってか、上滑りした笑いの下に隠されたピリピリとした緊張感がたまらない、ガチな会見になっていました。

 おかげで、普段は自分のキャラを忠実に演じている芸人さんたちの、素の顔や、人間性のようなものが垣間見られて興味深かったです。

 

 概要はまあ、ネットで調べれば出てくるんで、それを見てもらえばだいたいわかると思うんですが、そこでのなんとも言えない雰囲気というか、空気感が、これもネットで拾ったコメントですが、「自分が死んだことに気付いてない地縛霊(=宮迫博之)を 皆で成仏させようとしてる」っていうのが、本当にうまいこと言っていて、そのとおりだなあと。

 

 あれを見ただれもが、宮迫博之はもう過去の人で、テレビには不要な存在だと思ったでしょう。

 にもかかわらず、本人だけが、「チャンスさえ貰えれば、自分の実力ならいつでも返り咲ける」と信じて疑っていないのが滑稽で。

 いったいこれは、なんの茶番を見せられているんだろう?と思いましたよ。

 

 アメトーーク、昔はよく見ていました。

 今も、時々見ています。

 でも、宮迫博之という人が、おもしろいかおもしろくないかはともかく、どうしてネットでそこまで嫌われているのか、番組を見ているだけでは、よくわかりませんでした。

 それが、あの会見を見て、ようやくわかりました。

 

 彼はそれまでに十分に考える時間があったにもかかわらず、会見の冒頭からずっと、自分の現在の立場を考えれば、言ってはいけないこと、やってはいけないこと、この場で言っても笑えないことを繰り返していました。

 その痛い発言の背後に、ナルシシズムやプライドの高さが常に見え隠れしていて、これは、普通に嫌われてもしかたないな、と。

 

 会見中、相方の蛍原徹やゲスト達は、宮迫博之のドン引きしそうな発言を受けて、なんとか彼の好感度をこれ以上下げないように、無理くり「笑い」や「いい話」にもっていこうとしていました。

 それをことごとく宮迫博之本人が台無しにするという地獄のラリー。

 

 これは見てはいけないものを見せられているのではないか、このままいくと、もっとやばい発言が飛び出すんじゃないか、という緊張感で、最後まで目が離せませんでした。

 

 これぞまさに人間ドラマ。

 いやあ、いいもの見せてもらいました。