「M-1グランプリ2022」 採点表
今年も採点表を残しておきます。
点数は審査員が点数を付ける前に採点しています。
10点満点です。
1.カベポスター 5
2.真空ジェシカ 5
3.オズワルド 5
4.ロングコートダディ 6
5.さや香 7
6.男性ブランコ 7
7.ダイヤモンド 4
8.ヨネダ2000 3
9.キュウ 8
10.ウエストランド 4
決勝
1.ウエストランド 7
2.ロングコートダディ 6
3.さや香 8
キュウはちょっと点数高くつけすぎたかな。
この二人、顔と表情と、間、声のトーンがすごく良かった。
あとはネタとタイミングがハマれば、かなり上に行けそうなポテンシャルを感じました。
全体的に、今年も去年に続き、低調でした。
厳しい点数が多いのですが、実際、おもしろくなかったのだから仕方ありません。
特に印象に残った組はなく、どちらかというと、新審査員の山田邦子に注目して番組を見ていました。
テレビで見るのは久しぶりなので、悪目立ちしやしないかと心配でしたが、最初のコメントから、少しずつ微調整していき、違和感なくその場になじんでいきました。
コメントの長さや内容など、テレビでの立ち居振る舞いの感覚が衰えていなくて、さすがかつての女王の貫禄があったと思います。
危惧された点数のつけ方は、案の定と言うか、一部で批判もあったみたいですが個人的には許容範囲。
まあ、点数の付け方とコメントの内容の整合性はもうちょっとちゃんとしたほうが良いとは思いましたが。
M1の存在が大きくなりすぎたこともあって、最近、どの審査員もあまり振り幅の大きな点数をつけることがなくなって、採点に個性を感じにくくなっているのがつまらなく感じます。
もっと好き嫌いや、自分のお笑い観を全面に出した評価を出してくれたほうが、見ている側としても、おもしろいと思うんだけどな。
どう考えても、この10組の採点が85点~95点の間にきれいに収まるように拮抗して高いレベルにあるとは思えません。
そうやって、いろんな評価が入り乱れ、その上で、誰の目にも明らかなチャンピオンが登場してくれれば、こんなすばらしいことはありません。
なかなか難しいことだとは思いますが、来年こそは、そのような奇跡に出会えるのを期待します。
ワールドカップ 本日のベスト8 承久の乱の予想 最近読んだ本
ワールドカップ 本日のベスト8
そうなって欲しくないとは思いながらもやっぱりモロッコが勝ちましたね。
このまま決勝がモロッコ対クロアチアとかになったら、どうしましょう。
大会後も、各国、守備重視がトレンドになってしまう事態はあまり望ましくないんですが。
フランス対イングランド
順当にフランス勝利。
イングランドはPK以外に得点を取れなかったのだから、へたにPK2発で同点とかにならなくて良かったです。
それにしても、スペイン、オランダに続いて、またもやPKの対策や練習量を誇る国が、まさにそのPKによって敗退。
今大会ほどPKの重要性がクローズアップされた大会はないのではないでしょうか。
今日の2試合は、先制したほうが普通にそのまま勝ってしまったので、昨日ほどの盛り上がりはありませんでした。
承久の乱の予想
鎌倉殿の13人、今日はいよいよ承久の乱ですね。
私は朝廷側の勝利と予想します。
見ましたか、あの藤原秀康のあの頼もしさ。これはもう、大正義朝廷軍、勝利待ったなしです。逆に、義時はいくらなんでも御家人に敵を作りすぎです。これでは、いざという時に幕府側は一致団結できず、バラバラになってしまいますよ。将軍実朝が存命だったころならまだしも、幼少の三寅では、求心力がなさすぎです。
最近読んだ本
というわけで、最近読んだ本。
基本的には、面白かった本だけ紹介しています。
大河ドラマの時代考証を務めた著者による鎌倉時代の解説本なので、大河ドラマを見ていると内容がものすごく近くてわかりやすいです。
へたな「鎌倉殿の13人」の副読本よりよほど、参考になります。
久しぶりに高野秀行の本。
著者が過去のさまざまな体験や探検と、その際、必要に応じて身につけた語学の遍歴を通して、「外国語を学ぶとは、使うとは」について考えた語学エッセイ。
なので、著者の過去作と重複する記述も多く、ファンなら「ああ、そういえばあんなことあったな、あそこにも行ってたな」と高野秀行の著作を懐かしく振り返る総集編的な楽しみ方もできます。
なにより、語学の本って、基本的に語学のプロフェッショナルが書いた本がほとんどなので、こういう「学んで一応実用レベルまでは到達したけれど、語学のプロというレベルにはとてもとても」というぐらいの人の本はなかなか読めなくて貴重。
著者はメジャー、マイナー問わず、とにかくいろんな言語を使えるようになるところまで取得しているのだが、学んだ言語の殆どが、長年使わないと、記憶に残らずに忘れてしまっているというのもリアル。
なにしろ、世の中の語学学習者の大部分は初心者のまま挫折したか、永遠に中級者のあたりを中途半端にさまよっている人ですから。
この本を読んで改めて思ったのは、グローバル言語が英語でなくて、スペイン語だったら、日本人ももう少し、楽だったのになということ。
語学学習好きには特におすすめ。
イタリア人の、しかも学者さんでもない一般人による平安時代の女流文学に関するエッセイというめずらしい本。
蜻蛉日記とか、更級日記とか、伊勢物語など、古文や日本史で名前は覚えたけれど、どんな話なのかよく知らない本について、こんな話だったのか、という入口にはなかなか良かったです。
軽く読めて、面白い本です。
著者のようにメジャー言語の英語で、出版翻訳家になり、しかも翻訳した本の何冊かはベストセラーになるぐらいの成功をおさめるなんて、生半可な能力では無理な、出版翻訳家超エリートのはずなのに、それでもこんなに大変で、結局廃業を余儀なくされるほど割に合わないのか、というのがリアルにわかります。
翻訳家だけあって、文章は軽快で読みやすく、続きが気になって、一気に読み切ってしまいました。
この当時ですらこれなのですから、現在の出版業界の翻訳業の厳しさを察するにあまりあります。
日本対クロアチア戦雑感 ベスト8の感想と予想
始まる前は「もう、昔ほどワールドカップに対して、興味も関心も情熱もなくなっちゃったし、主要な試合だけ、軽く流し見するか」ぐらいの低いテンションだったのですが、いざ開幕すると、試合の時間が、それほど遅くない深夜か早朝と、比較的見やすいのもあり、どっぷりハマっています。
Abemaで全部手軽に見られるが大きい。こんなに視聴にストレスがないワールドカップは初めて。今まで、試合のカードや放送時間だけでなく、どこが放送するのかをチェックする手間がありましたから。
そして、本田が目立ちますが、彼以外の解説者でも、地上波みたいなぬるい解説があまりないのも良いです。
なにより今回のワールドカップ、実力が均衡した試合が多くて面白い!
日本対クロアチア戦雑感
普段、全然当たらない予想なのに、こういう当たらなくて良いときに当たり、クロアチアが勝ってしまいました(スコアが1-1なので、結果は引き分けとみなすと、予想はまたもやはずれになりますが)、あのクロアチア相手によく1点取ったな、とそれだけでも予想以上の健闘だったと思います。今回の代表の穴だと思っていたキーパー権田が大会通じて素晴らしかった。歴代代表GKの中でワールドカップに限定したら、NO1ゴールキーパーじゃないかな。
冨安はさすがワールドクラス。ブラジル相手に三笘がどこまでやってくれるか見たかった。久保くんの欠場だけは、残念でした。ここで久保を使わず、いつ使うっていう試合だっただけになおさら。
毎大会同じことを書いているような気がするのですが、だいたい日本代表が敗退するグループステージやベスト16が終わったあたりから、ようやく自分の中では、本当のワールドカップが始まったという感じがします。
今回も残念ながら、日本はベスト16の壁を超えることができませんでした。
強豪国はトーナメントに入ると、強さが別物ですな。
ベスト8の感想と予想
クロアチア対ブラジル、アルゼンチン対オランダ、ともにPK戦までもつれる接戦で、無理して起きたかいがある試合でした。
クロアチアは強い。これ、アルゼンチン勝てるのか?またクロアチアとフランスの決勝になってもおかしくないな。
でもクロアチアとアルゼンチンのPK対決はちょっと見てみたいかも。
まだアルゼンチン、残ってます。オランダはフィジカルと守備の堅さがウリで、もう昔の攻撃全振りのおもしろサッカーは面影もないので、アルゼンチンが勝って良かったです。次の試合のデマリアの活躍に期待。
今晩のポルトガルとモロッコは、順当に行けばポルトガルと言いたいところですが、雰囲気的にモロッコが勝ちそうと予想している人も多いかと想像します。
でも、私はそれでも夢の決勝を求めて、ポルトガル応援です。
0-0でPK戦決着だけは勘弁してください。
そして、ベスト8で最も注目の試合と言っても過言ではないフランス対イングランド。
普通にフランス有利ですし、なんならブラジルがいなくなり、今回もフランス優勝が濃厚になってきましたので、あえてのイングランド応援です。
どう考えてもフランスのほうが見たい選手は多いのですが…。
ポグバ、カンテがいないから、今回のフランスは前評判ほど強くないだろうと予想していたのですが、全然そんな事なさそうですね。イングランド、どこまで食らいつくか。点が沢山入りそうで、それも楽しみです。
ではでは。