蒼天航路を読み終えた

今日は具にタイカレー缶を混ぜて、お好み焼きを作ってみた。

そんなにすごくおいしいわけでもないけれど、見知らぬ国へ行って、「これがこの国の伝統的な家庭料理です」と言われたら納得して食べられそうな程度の水準の味にはなったと思う。

蒼天航路を読み終えた

ようやく蒼天航路を読み終えた。

まさか本当に曹操の死で終わるとは思わなかった。

個人的には夷陵の戦いが大好物なので、そこまでいかずに完結というのは残念ではあるが、これは「三国志」の話ではなくて、「曹操」の話だと考えると、この終わり方はなかなか潔くて良い。

でも、そこまで曹操中心の物語だと考えていたのなら、蜀や呉の描写はもっと抑えて、終始曹操視点で物語を進めていけばよかったのに、とも思う。

中途半端に劉備中心のエピソードもたくさん盛り込んでいるので、曹操の死で終わってしまうのは、物語的になんかバランスが悪い。

関羽の最後の戦いも、曹操視点から考えると、ちょっとウェイトが大きすぎるし、最初にあれだけ大風呂敷を広げて登場した変態キャラの諸葛亮も、物語がすすむに連れてだんだん凡人になってきて、最後はなにがしたいのかわからないぐらい、存在感がなかったし。

と、いろいろ読んでいて気になったり、不満だったりするところの多い漫画ではあったけれど、それじゃあ、これより上の三国志漫画があるのかっていうと、横山光輝のやつ以外はあんまり思い浮かばないわけで・・・。

うーん。

100点満点で65点ぐらいかなあ。

つまりはそういうことだ。