最近、自分の中で漫画ブームが起こっているので、レンタルコミックで借りて、ちょこちょこ読んでいます。
特に漫画を読む習慣があるわけでもなく、新作が出たら必ず買う作家がいるわけでもないのですが、たまに、思い立って、集中的にいろいろ読んだりします。
いまさらですが、かつて雑誌「ガンガン」の売上を、これ一作で支えていたと言われている、有名な傑作を読み始めました。
ちょうど最近、実写化の話が進んでいるようですのである意味タイムリーかも。
今、19巻のあたりまでいきました。
小さいパンダがかわいい。
こんなのが飼えて、自分になついてくれたら、とか考えるだけでたまらん。
コールダックみたいに、品種改良で、小型犬や猫ぐらいのサイズのまま大きくならない、飼いやすいパンダができれば、ペットとして人気爆発は確実だと思うんですが、現代の遺伝子工学でなんとかならないものですかねえ。
意外と中国のパンダ研究所では、極秘でそういう研究もやっているかもしれません。
かわいいなあ、パンダ。
東京都北区赤羽 増補改訂版 コミック 1-4巻セット (アクションコミックス)
- 作者: 清野とおる
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/01/09
- メディア: コミック
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最近の私の一番のヒット。
赤羽は今私の住んでいるところから、比較的アクセスが良い場所にあり、たまに行くこともあるので、この漫画には以前から興味があったのですが、いかんせん絵がちょっと苦手な雰囲気のものでしたので、なかなか手を出しかねていました。
しかし、思い切って読んでみたら、あまりのおもしろさに、一発でハマってしまいました。
著者が居住する赤羽の街で出会った、奇人変人との交遊録漫画です。
自分も出身が大阪ですので、作者の描く赤羽の街には妙に既視感があって、異世界をのぞく面白さというよりは、こんな人、いるよなあ、こういうこと、ありそうだよなあ、と懐かしさに近い妙なものを感じながら楽しみました。
キャラクターもいちいち面白いのですが、私は作者と一緒に赤羽の変人を観察して楽しむクズ人間の赤澤氏がお気に入りです。
こんな面白い漫画を描ける作者ですら、長い不遇時代があったのですから、漫画家って、本当に大変ですよね…。
題名の通り、ロシア人と結婚した女性が、サンクトペテルブルクの街や、ロシア料理を紹介するコミックエッセイ。
ノンフィクション作家の高野秀行の本に「その国を理解するためには、言葉と食べ物と音楽(踊りを含む)を知れば良い」というようなことを書いてあったと思うのですが、確かに、その国を知るのに、その土地の人々の歴史や文化を凝縮している「料理」からというアプローチは有効でしょう。
ロシア料理と言ってもビーフストロガノフ?ボルシチ?ピロシキ?程度のイメージしかわかない日本人が大半でしょうが、この漫画には、料理の名前や絵だけではなく、具体的なレシピまで載っているので、ロシアのスーパーではどのようなものが売られていて、家庭ではどのような食材で、どのような味付けのものを食べているのか、などがわかって面白かったです。
典型的な素人に毛が生えたような人が描いたコミックエッセイですので、漫画そのものの面白さはそこそこながら、題材がちょっと他にないものですので、ロシアや異文化に興味がある人にはオススメです。
ネットで類型化された「おそロシア」とは違った、ロシア人の日常の生活がそこにはあります。