去年虫歯治療が長引いて苦しんだ教訓から、電動歯ブラシ使い始めました。
たぶん、電動歯ブラシの中では一番安いぐらいのエントリーモデルだと思うのですが、結構快適で気持ちいいです。
なにより楽。
電動歯ブラシは昔、一時期使っていたことがあったのですが、今のやつは音が静かで、振動も細やかで、良いですね。
こんばんわ。
映画「ストリートファイター 暗殺拳」
地雷臭のする映画を見るのがクセになりつつある今日このごろなので、TSUTAYAでストリートファイターの実写映画の新しいやつが置いてあったのを発見し、ついこの間アメトーーク!で「スト2芸人」をやっていたこともあり、喜び勇んで借りました。
「ストリートファイター 暗殺拳」 予告編 - YouTube
ストリートファイターの実写映画といえば過去に、筆舌に尽くしがたいほどひどい作品があったので、あの悪夢がふたたび?と楽しみにしていたのですが……。
Street Fighter (1994) Trailer - YouTube
普通によくできていて、困惑します。
アメリカで作った映画ですので、主人公のリュウが日本人でなくて、微妙な日本語を話すという致命的な欠点があるにもかかわらず、それがたいして気にならないぐらい、おもしろかったです。
なによりゲームをリスペクトして、設定をきっちり消化して映像化しているのが素晴らしい。
リュウもケンも豪鬼もビジュアル的にもイメージ通り。これはなかなかできそうでできません。
1994年版の方なんて(略)
当然格闘シーンが中心なのですが、彼らの繰り出すパンチやキック、投げなど、アクションの一つ一つがゲームの動きを忠実に再現していて、実にかっこいいです。
とにかくこの映画、豪鬼の動きが良いんです!(興奮気味)
ストーリーは、リュウ、ケンとその師匠豪拳、そしてその弟豪鬼のエピソードに特化して丁寧に描いています。
殺意の波動に目覚めたリュウの設定まで盛り込んでいるあたり、脱帽です。
ゲームでは他にもたくさんいるキャラクターたちの出番は一切ありません。スト2の顔と言っても過言ではない春麗すら出さないのは、英断といってもいいでしょう。
そういった具合ですので、ストーリーが求道者達の葛藤を描く地味なものになってしまい、エンタメ映画として興業的にどうなんだろうかというのはあるのですが、わかる人が見れば、ゲームに対する愛情がそこかしこに感じられるので、見ていて退屈することはありません。
スト2ファン納得の、あるべきゲームの映画化といえるでしょう。
うーん参った。
たまにこんなことがあるから、実写化映画も侮れないんだなあ。
スト2が好きだった人は騙されたと思って、ぜひみて欲しいです。
つまりはそういうことだ。