お久しぶり。
ちょっとサボると、全く書けなくなってしまいますな。
書くことはたくさんあったのですが、逆に書くことがあると、ちゃんと構成も考えなきゃ、写真も貼って、リンクもして、引用も準備して…、など余計な気負いのせいで、なかなか書き始めることができなくて、結局このていらく。
どうせ読者も少ないし、このサイトで稼げる収入もほとんどないんだから、気楽にしないとね。
ただ、あんまり気楽すぎる内容だと、Twitterで書いて満足してしまうから、それはそれで、ブログに手を付けるモチベーションにつながらないんだよなあ。
サッカーのこと
いろいろありましたね。
ワールドカップ最終予選もありました。
私もブログをさぼっている期間、ルヴァンカップの浦和戦を見に行ってきましたし、FC東京戦も見に行ってきました。
まあ、また機会があればぐだぐだ書いていこうと思っております。
今日は、清武の復帰が近づいているというニュースを目にしました。
それなりに期待しておきます。
清武くん、復帰をあせって無理しないでね。
ルヴァン杯の決勝と天皇杯決勝とリーグ終盤戦優勝争いで活躍してくれればいいから!
映画のこと
8月に2本、9月に2本、計4本見ました。
これ、予告編を見た時、絶対おもしろいんだろうなあ、でも日本ではウケないんだろうなあと思ったんですが、その通りでしたね。
素朴な感想は、「やっぱりこういうのはハリウッドがガチで作ったほうが、子供だましっぽいところがなくて、日本の本家よりもおもしろいなあ」でした。
こういうことを言うと、戦隊モノのファンには怒られるかもしれませんが…。
ともあれ、予告編を見て、少しでも興味をもったなら、オススメです。
本作は、ヒーロー誕生物語ということもあって、アクションシーンが少なめでしたので、ぜひ続編を作って、存分に暴れて欲しいところです。
マクドナルド誕生物語です。
この映画の原作かどうかはしりませんが、マクドナルドを巨大企業に育てたレイ・クロックの伝記的作品は読んだことがあって
たしか帯にユニクロの社長や孫正義なんかが推薦文を寄せていたと思うんですが、書評など各所で絶賛されていた割に、翻訳調の文章がいまいちなのと、内容が冗長だったのとで、私はあまりおもしろくなかったんですが、映画の方は文句なしに面白かったです。
マクドナルドというのは、もともとマクドナルド兄弟が始めたローカルなハンバーガーショップでした。
そこに、マクドナルドの先進的なシステムに魅せられたレイ・クロックが、彼らのパートナーとなります。
彼はビジネスの天才だったので、順調に業態を拡大し、チェーンをアメリカ全土に広げ、やがてマクドナルド兄弟を裏切り、会社そのものを乗っ取ってしまうのです。
その過程が映画で描かれるのですが、これを見ていると、なんとなくアップルを思い出してしまいました。
職人肌の天才、マクドナルド兄弟=スティーブ・ウォズニアックが礎を築き、それをビジネスの天才にして人格破綻者のクズ、レイ・クロック=スティーブ・ジョブズがビジネスとして軌道に載せて大きくしていく、というふうに。
ソニーの創業者の二人も(彼らのようにケンカ別れこそしていませんが)、エンジニアタイプの天才と天才ビジネスマンの二人三脚でしたし、そこらへんの相互補完関係というのは、成功する企業の一種の黄金パターンなのかもしれません。
それはともかく、今となっては当たり前すぎるハンバーガーチェーンのシステムがいかに画期的だったのか、というのをこの映画で改めて再認識させられます。
昔「スーパーサイズ・ミー」というマクドをディスりまくったドキュメンタリー映画を見た時は、当分マクドはいいわ、と思い、実際しばらくマクドから足が遠のいたのですが、この映画を見た後は逆に、マクドナルドで何か食べたくなりました。
これは、本当に面白いので、超オススメ。
映画『ワンダーウーマン』本予告【HD】2017年8月25日(金)公開
これは評判倒れのがっかり映画。
娯楽映画としても、社会時評を織り込んだメッセージ性の強い作品としても中途半端で失敗していると思います。
まあ、もろフェミニズム要素が入っているので、語りやすくて、評論家ウケが良いのはわかるような気がします。
良かったところ
ワンダーウーマン役の人が綺麗でかっこいい、テーマ曲もかっこいい。
悪かったところ
話が冗長。
最初、力で単純悪をぶっ殺せば全てが解決して平和になると信じるワンダーウーマンに対して、男性が「そんなに単純なもんじゃないんだよなあ」みたいに彼女をたしなめていたので、「おっ!?いいね、いいね、これはなかなか深い話になりそう」と期待していたのだが、結局、そういった複雑な事情はなかったことにされ、この世のものならぬ悪の権化のような化物がでてきて、そいつをワンダーウーマンが殺してハッピーエンド。
えっ!?
やっぱり悪の神を倒せば全部解決しちゃうんだ。
なにそれ…。
しかもこの戦い、最初は敵の方が圧倒的に強くてワンダーウーマンは苦戦していたのに、なんどかやられた後、なぜか知らんけれど、ワンダーウーマンは二段階、三段階と強くなっていって最後に敵より強くなって勝っちゃうんだけど、その強くなる理由がいまいち説得力にかける。
修行したわけでも、強い武器を手に入れたわけでも、相手の弱点を見つけたわけでもなく、愛する男性が殺されて、怒った以外、たいして強くなる理由もないのになぜか短期間でものすごいスピードで強くなる。
なんで?
というわけで、まあ、DCの映画が日本でさっぱり受けないのもむべなるかなと思いました。
岡田准一の主演映画「関ヶ原」特別映像が解禁 豪華キャスト紹介&メーキング
手堅く面白かったです。
日本一になった年の横浜ベイスターズで、横浜のウリの一つに、盛田、佐々木のダブルストッパーというのがあったのですが(「マシンガン打線」ではなくて、こちらを出してくるあたりのニュアンスを感じてください)、この映画は佐々木ではなくて盛田的立ち位置の安定感がありました。
地味だし、絶対的とまでは言わないけれど、そうはいっても、期待した仕事はきっちりとこなしてくれる安心感、みたいな。
佐々木ならみんな覚えているけれど、盛田はそれなりのプロ野球ファンか、横浜ファンじゃないと忘れられがちという、この微妙な立ち位置。
わかるよね?w
後世、日本映画ベストとかには間違いなく入ってこない映画ではあるものの、見たら見たで、期待通りの満足感は得られると思います。
こういう映画って、監督が助平心出して、「史実の通説に新解釈を加えた斬新な」やつをやろうとして、壮大にこけたりしがちなんですけれど、本作はそういう陥穽に陥らず、日本人の誰もがなんとなくもっている「関ヶ原感」をしっかりと表現していて好感が持てます。
さらに、忍者が活躍するあたりも、忍者好きの私にとってポイントが高いです。
なにより、よくぞ「関ヶ原」を映画にしてくれました、と讃えたいです。
「関ヶ原の戦い」のなにがいいって、織田信長が出てこないことですねw
やつが出てくると、他のキャラがみんなこいつに食われて霞んじゃうからもったいない。
もう本能寺の変で敦盛を歌う信長、飽きたw
それから、最近の流行なんでしょうけれど、石田三成が義理人情に厚い人格者だが、人付き合いに不器用で誤解を受けがち、みたいな良い奴キャラなのは、そろそろ飽きてきたので、久しぶりに、私が子供の頃の三成の定番イメージだった「上司(秀吉や淀殿)に媚びへつらって出世して、権勢をかさにきて威張り散らして嫌われるスネ夫キャラ」の三成も見てみたいです。
関ヶ原って意外と映像化される機会が少ないので(やっぱり織田信長が出せないからかな?)、この企画をここまで形にしてくれたことには感謝したいです。
あと、最後に、とってつけたようであれですが、役所広司の徳川家康、良かったですよ。「真田丸」の内野聖陽も良かったですね、そういえば。
徳川家康って織田信長や豊臣秀吉ほどわかりやすくかっこよくも、魅力的でもないんだけれど、自分が年を重ね、人生経験が増えるに従い、その魅力が増してくるキャラかなっていう気がしています。
そんなところ。
次の更新はできるだけ間をあけないように頑張ります。頑張りたいです。頑張ろう…