昔のカプコンの格闘ゲーム、「マーヴルスーパーヒーローズ」で、私はメインキャラとして、シュマゴラスを使っていました。
MARVEL SUPER HEROES『シュマゴラス vs サノス』CPU LEVEL MAX
そしてシュマゴラスだけだと操作が特殊すぎてスピーディーな展開を楽しめないので、サブキャラとして使っていたのが、当時日本では無名に近かったキャプテンアメリカ。
名前に「アメリカ」ってついているだけでも十分に頭悪そうなのに、あのクソダサいコスチューム。必殺技がこれまた「ファイナルジャスティス」とかいう馬鹿丸出しな技名。
最高じゃないか!と思ったのを覚えています。
もうあのゲームの登場から20年以上経ってるんですね。恐ろしい。
ところでシュマゴラスは、いったいいつになったら映画に出てくるのでしょうか?
おはようございます。
お題「最近見た映画」
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
というわけで、今日はちょうどお題にも映画もありましたので、映画の話題です。
昨日インフィニティウォーを観てきました。
もちろん、面白かったのは面白かったのですが、正直なところ、シヴィルウォーの方が良かったです。
今回、マーブルスーパーヒーローズのラスボスのサノスが、ついにメインで出てきます。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の登場人物が仲間に加わったこともあり、舞台は宇宙となり、話のスケールが大きくなりすぎて、自分がこのシリーズの好きなポイントの一つである、スーパーヒーローが存在するという設定を、自分たちが生きている現実世界とどう溶け込ませるのか、彼らがスーパーヒーローとしての自分と一人の人間としての自分にどう折り合いをつけるのかといった葛藤が、あまりなかったのが残念というか、ちょっと自分的には違うなー、と感じました。
シヴィルウォーで揉めに揉めたあれは、いったいなんだったんだw的な。
敵が強すぎて、半数以上のヒーローがサポート役か、雑魚担当みたいになっているのもなんだかな、という感じですし。
もともと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の世界観が、それほど好きではなかったのに、今作は、どちらかというとそっち寄りになっていたというのも、いまいちのりきれなかった理由の一つにあるとは思います。
そうはいっても、シリーズを重ねるごとに登場人物が増え続けて、そろそろ収集つかないぐらいになってきているなか、それぞれに見せ場を作りつつ、ちゃんと話を展開しているのですから、この職人芸っぷりは、あいかわらずすごいなあ、と関心する事しきりです。
深刻になりすぎずに軽妙なギャグも随所に挟み、シリアスなところはシリアスに、盛り上げるところは盛り上げる、あたりのさじ加減も絶妙で。
なんだかんだで、二時間半もの長丁場、まったく飽きさせなかった手際は全く見事としか言いようがありませんでした。
ソーがちょっと、全編にわたっておいしすぎるけどな。
しかし、こんな終わり方をされて、もやもやしたまま、また後一年待たされるというのは、なかなかしんどいものがあります。
次回作こそ、シュマゴラスの出番はあるのでシュか?
レディ・プレイヤー1
映画『レディ・プレイヤー1』30秒予告(遺言編)【HD】2018年4月20日(金)公開
すごく王道でした。
やっぱりスピルバーグだなあ、という感じ。
良くも悪くも。
本作を皮肉な思いをしながら見ている自分と、ただひたすら素直に楽しんでいる自分とがいて、鑑賞中ずっと戦っていました。
多分もっと若い頃見ていたら、この映画にはもっと色々文句を付けたくなったと思うんですけれど、今の自分は、こういうのが見たかった、こういう映画を作ってくれてありがとうという気持ちの方がどちらかというと大きいです。
それでもあえて言うと、王道のエンタメですからこれが正しいし、こうじゃないとだめだということは理解しているのですが、バーチャルで主人公が惚れた女の子キャラが、リアルでも普通に美人で主人公好みの容姿というのは、ちょっとなー、と思ってしまいます。
せっかくヴァーチャルリアリティの世界の話なんだから、実は男だったとか、リアルだと性格の合わない、すごく嫌な女だったとか、おばあさんだったとか、そういうのがないのに「ヴァーチャルよりも、現実のほうが素晴らしいし、大事だよ!」みたいなメッセージ込められてもなー、そらお前にとってはそうだろうよ、としか思えんのよ。
最後まで現実が悲惨なままで、それでもそう言い切れるなら、メッセージとしての力強さや意味もあるでしょうけれど、最終的にリアルで成功した人間にそう言われても、そりゃお前の中ではそうでしょうよ、としか。
それはともかく、この手のバーチャルリアリティものって、昔の「アバター」とか本邦では「サマーウォーズ」とか、割と定番ではあるんですけれど、今現在、数年前と比較にならないぐらい、バーチャルリアリティが現実味を増しているので、これら過去の作品よりもずっと主人公と自分の距離を寄せて、感情移入ができて、そこらへんは良かったですね。
映画の中のVRメガネなんて、今売っているものとほとんど変わらないし、VR世界内の映像や世界観、その中でできることが、今の技術だと普通にこのぐらいできそう、できるかも?ぐらいになっていますもんね。
このストーリーだったら、別に実在のキャラクターとかネタとか使わなくても、十分成立するんじゃないの?と一瞬思ったのですが、もともと原作があるみたいですし、この作品の場合、ストーリーはおまけで、こういう映像を見る側も期待して映画を見に来るというのが本当のところでしょうから、これで何の問題もないというか、むしろ、これで正しいんでしょうね。