ラーメンの味は、豚骨が好きです。
それも、最近流行りの横浜家系のような魚介豚骨で太麺のやつではなく、昔ながらの博多ラーメン系の、オーソドックスに白くて細麺のやつです。
海外で「日本のラーメン」として人気になっているのも、たいていこの白い豚骨ですから、もはや日本を代表するラーメンはこれだといってもいいような気がするのですが、カップ麺や袋麺ではどちらかというと、醤油や味噌と比べると、メインというよりは、バリエーションの一つ的ポジションにとどまっているのは、家庭で味の再現が他の味よりも難しいからなのだろうか?と昔から残念に思っていたのですが、しばらく、カップ麺や袋のラーメンを全く食べていなかったので、久しぶりにいろいろ買って食べるようになって、試してみると、最近は袋麺もずいぶん進化しているようで、とんこつ味という2番手的ポジションの商品も、昔の豚骨味よりずいぶん、味や食感などが本物に近づいているような感触があります。
で、今年の1月に発売されたこちらを最近、試してみたんですが
麺を茹でる時間が1分50秒とカップ麺より短くて、バリカタというだけあって、麺の再現度はかなりのものだと思いました。
とんこつラーメンの袋麺というジャンルにおける、麺に関して言えば、私の中では現時点でナンバーワン。
スープも悪くはないのですが、スープは、私のいいかげんな味覚によると、ラ王の豚骨が今のところ一番しっくりきます。
でもトータルで言うとなかなか満足度が高かったです。
マルちゃんの正麺のヒットから始まって、各メーカーがこぞって新商品を開発し、群雄割拠の様相を呈している袋の生麺というジャンルは、もちろんあらゆるメーカーのすべての味を試したわけではないので、狭い範囲での個人的感想ですが、今のところ、ラ王のものが何味にせよ、当たりが多い印象です。
当たりというより、自分の好みに合うものが多いといったほうが適切かな。
去年末発売された、豚骨醤油味も、いわゆる家系の味の太麺ものとしては、割と悪くなかったです。
まあ、食べ物は人によって味覚や好みがずいぶん違いますし、私自身、たいした味覚の持ち主ではないという自覚がありますので、あくまで参考程度に聞いてもらえればと思います。
つまりはそういうことだ。